日本明慧


私とプリンターの物語

 【明慧ネット11月10日】数年間の正法修煉で、あまり向上もなかったので、今回の法会へは本来投稿したくなかったのですが、よく考えてみると、それは自分の私心と不純な念のためだと気がつきました。向上がないとしても(顕示心に執着している)、修煉中の体験ぐらいはあるでしょう。去年の法会では、私は修煉中の「大きな出来事」を書いてみましたが、今年は、真相資料印刷用の3台のプリンターの「小さな出来事」を書いて皆さんと交流したいと思います。

 1台目は、現在はもうあまり使われることのない低級なエプソン・カートリッジ式のプリンターでした。スピードが遅く騒音が大きいものでしたが、よく協力して、4年余り働いてくれましたが、かんしゃくを起こしたことは一回もありませんでした。時には一日10数時間も印刷を続け、しかも安い(16元)2回利用のインク・カートリッジを使っていました。常人の理屈によれば、このようなインクを何個か使えば、磁気ヘッドがすぐ塞がれてしまい、専門家を呼んでクリーニングしてもらわないといけなかったはずなのに、実際は塞ぐことはあまりなかったのです。正念を発することを師父から教わった後に、磁気ヘッドが塞がれたら正念を発せばすぐ直りました。このようなインク・カートリッジを私は数十個も使いました。その後、経済がよくなり、品質のよいインクに変えました。このプリンターは最後にくたくたに疲れ、修理に出したら、修理する価値もないと言われ、あきらめました。そこで夫は2台目のエプソンのプリンターを買ってくれました。

 2台目を持ち帰ると、前と同じような低級品であることに気づき、スピードの遅いプリンターには十分苦労をしたし、もうそれ以上は・・・と、さんざん夫に文句を言いました。ある日、私は同修の家に行って、彼女が使っていたカードリッジ・プリンターは速くて、しかも音が静かなのを見て、とてもうらやましくなり、私のプリンターが壊れたら貴方と同じようなプリンターを買おうと言い出しました。この言葉は1週間も経たないうち、意外にも当たりました。プリンターは動かなくなり、部品を交換してくださいというメッセージが出ました。修理に出すと、やはりある部品が壊れたと言われ、新しいものと交換したら、使えるようになりました。しかし、前のプリンターは4年余り使っても問題は無かったが、今回は買ってまだ1年も経たないのにと、反省してみると、自分の不善な一念が法のためにやってきた一つの生命に損害を与え、自分にも不便をもたらしたことに気づきました。

 法を実証する過程では、念毎の純粋さがとても重要なことであり、さもなければ、厄介なことが絶えず発生し、少しも前へ進めません。ある日、私は手紙用の資料をプリントするとき、比較的薄い用紙を使っていました。最初は順調に進みましたが、「紙が『あのときのように』詰まったらどうしよう」という思いが急に私の頭に現れ、考え出した瞬間、紙は詰まってしまいました。また別の日に同じく印刷している時、最近夫の仕事上の厄介なことを思い出し、焦って常人の事で心が動きました。結局、印刷用紙にびっくりマークのような、とても大きなインク跡が現れました。私はすぐに自分のよくないところに気づくと、次の用紙にはこのマークが消え綺麗になりました。実はこれは通常の規範に反したことです。インクジェット・プリンタを使ったことのある人なら分かると思いますが、通常こんなに大きなインク跡が現れたら、磁気ヘッドは普通汚染され、少なくとも何枚もプリントしないと綺麗になりません。今回、紙に現れた大きいインク跡は師父の慈悲の教えであることに間違いないでしょう。

 ついこの間、私は一ヶ月の給料を使って3台目の高速のレーザータイプのプリンターを買いました。同修が遊びにきた時に、プリンターの印刷の速さを自慢する心が現れた後、プリンターの印刷速度は急に遅くなりました。これは私の執着心を示し、私の顔を赤くさせました。その後同修から、ある同修が千元を出してカードリッジ式のプリンターを買ったが、数日間で壊れてしまったという話を聞きました。おかしいと口で言いながら、心では、きっとその同修は心に問題があると思い、自分の安いプリンターでも正常に動いていることを喜びました。これらの考えは当然隠していましたが、師父やどこでも存在している神または邪悪は皆我々の念を見張っています。少しでも揺らいではいけないと思います。先に私の念が正しくなかった時、プリンターの紙は急に詰まり、プリントされた経文の周りに黒い跡が残りました。私はすぐに自分を反省し、プリンターも次第に直りました。

 今日まで歩んできて、すべて師父のご加護とご指摘の中で歩んできたと感じています。例え小さなことでも、師父がそれを利用して我々の心性を向上させ、変異した生命を正しています。絶対にゆるがせにしてはいけません。

 言葉では表せませんが、精進するしかありません。

 (第2回大陸大法弟子の修煉体験交流会)

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/11/10/114110.html