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カナダ:吉林省副書記・林炎志が拷問罪により提訴された(写真)

 【明慧ネット2005年11月3日】(カナダ=記者・冬娜)2005年11月1日、カナダ法輪大法学習者はオタワ国会前で平和的な請願活動と記者会見を行い、広範にカナダ政界とメディアに以下の通告をした。「吉林省副書記・林炎志(リン・イェン・ジ)氏は在職期間中、法輪功学習者を酷く迫害したため、オタワで提訴された。現地の法輪功学習者の話によると、林炎志が提訴された後、彼のカナダ訪問期間中に公の場所で会ったことはない」。

法輪功学習者は国会前で林炎志の犯罪を暴露 中国代表団メンバーは法輪功学習者の看板の前を通り、横目で見ている

カナダ法輪大法学会会長・李迅さんが記者会見を行った 「中国官員・林炎志はカナダで残虐な拷問罪により提訴された」 

 *カナダ社会への公告:林炎志は血の債務を負っている中共官員だ

 現任、吉林省副書記の林炎志は、かつて吉林省「法輪功対策本部」(別名「610オフィス」)の担当者になり、しばしば自ら吉林省の各労働教養所へ行って、法輪功学習者に修煉をやめさせるよう強迫したことがあった。「法輪功迫害追跡調査国際組織」の調査によると、林炎志は四平市労働教養所で法輪功学習者の「転化」状況を検査した時、「あなたたち(法輪功学習者を指す、記者注釈)のような転化しない人を厳しく殴らなければならない、死ぬまで殴る……」「中国で法輪功をやっている人のなかで、頑固な人は十万人ぐらいだ。これらの人たちが転化しないと、弾圧し、銃殺する。十何万人は中国の12億の人口と比べると小さい数だ。この2百万あまりの人を全部殺しても、共産党政権の統治に影響しない……」と言った。

 2001年8月30日、林炎志は松原市610オフィスで警察に命令し、法輪功学習者・辛国権さんを外へ引っ張り出し、乱暴に殴った。辛国権さんを全身傷だらけになるまで殴ったあとで、林炎志はまた不法に辛国権を一年間の労働教養に命じた。明慧ネットの不完全な統計によると、吉林省で迫害により亡くなった人は少なくとも321人で、河北、黒竜江、遼寧省に次いで、全国第四位である。

 法輪功学習者・戴工羽さんは「林炎志は在任期間中に、手に法輪功学習者の血を付けてばかりいた。彼は法輪功学習者たちに勝手に残虐な拷問を執り行わせた。林炎志は罪の非難から逃げられない」と話した。

 戴工羽さんは「私たちはカナダ社会に林炎志の犯罪行為を分かってほしい。今後このような中共の官員をカナダに入国させないようにする。同時に私たちはカナダ政府が外国を訪問する計画があるすべての中国官員に対して調査および追跡し、これらの官員が法輪功への迫害に加担したかどうかの調査を提案する。もしそうであれば、彼らを招待すべきではない」と言った。

 *カナダの旅 公の場所で林炎志を見なかった

 証明によると、カナダを訪問する予定の林炎志がオタワで起訴された後、ずっと公の場に顔を出さなかった。

 カナダ法輪大法学会会長・李迅さんは、記者会見で「六年間、私たちは彼らを悔悟させ、迫害を停止させるために、ずっと法輪功を迫害した人を呼び覚ますことをしてきました。私達は『法輪大法学会公告』を発表した後で、迫害に加担した中国の各級官員がすぐ迫害を止め、悪を捨て、善に従い、自主的に反迫害に協力し、悔悟書を書くなどの形式で自分の罪を懺悔することを願っています。私たちは状況によって対応します」と述べた。

 李迅は「まだ迫害に従っている官員に対して、私たちは法律を利用し、彼らのカナダ入国を禁止します。もし彼らがカナダに入ったら、私たちはカナダの法律と国際法律によって、彼らに法的責任追及のため手続きを開始します」と言った。

 林炎志は法輪大法学会公告を発表した後で、カナダで提訴された2人目の中共高官である。もう一人の提訴された官員は広東省長・黄華華で、彼は一週間前にバンクーバーを訪問した時に、法輪功への迫害によって、「拷問罪」で提訴された。10月21日に黄華華はカナダ・バンクーバーに到着した2日目の午前、ブリティッシュ・コロンビア州最高裁判所の召喚状を受け取った。

 他の報告によると、法輪大法学会は9月、カナダ政府に対して、迫害に厳重に参与した他の2人の中共官員、商務部長、元遼寧県長・薄熙来および遼寧県副県長・夏德仁の入国禁止を要求した。薄、夏ら2人は最終的に予定通りカナダへ来ることはできなかった。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/11/3/113654.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/11/8/66667.html