日本明慧


ある夢の追憶
—未だ大法を証明できない修煉者へ

 【明慧ネット2005年11月 日】明慧ネット11月2日に掲載された「夢からの啓示・彼女は驚きから眼を覚ました」を読んでから、2003年当時、私が修煉の道を迂回するころに見たある夢を思い出した。ここで書き出して、いまだ大法を証明できない修煉者に、この万古の機縁を大事にし、早く法を正す大法弟子に戻ることを心から願う。

 2003年の春、あまりにも長く続いた残酷な迫害に耐え切れず、意志が崩れかけ、もう修煉するのを断念した私は、何ごとにも集中できなくなり、毎日を無駄にして、ただ月日が流れさって行くのを待っていた。

 それからまもなく、ある晩、私は夢を見た。

 夢の中で、私は街を歩いていたとき、突然空から雷鳴が轟き、瞬く間に雨雲が空を遮(さえぎ)った。すぐに雨が降り出すかと思って、雨宿りを探していたところ、突然天上からたくさんの稲妻が走った。これらの稲妻は全部金色で、天上から地面に近いところに届いた稲妻は、一瞬にして金色のきらきら輝く鎖に変わった。それから天上から非常に巨大な、高くそびえた古代の城が降りてくるのが見えた。

 私が不思議がっていたところ、たくさんの人がこれを見に走って行った。ある人に聞いてみると、「今日は法輪大法を修煉する人が円満成就する日だ。みんな神になった。早く見に行こう」と言った。ちょうどそのとき、数え切れないほどの修煉者が天に向かって飛んでいくのが見えた。地上から飛んでいく学習者もいれば、監獄から昇天する修煉者もいた。空に上昇するにしたがって、修煉者たちの服装もだんだん神の服に変わっていった。しかもすべての修煉者は座禅を組む姿勢で昇天したのだった。円満成就した修煉者全員が空中に浮かぶ城に到達したとき、天の門が開かれた。無数の金色に輝く光線が見渡す限りの空を漏れなく照らしていた。そして空中の城が天に昇って去っていった。

 地上の人々の後をついてきた私は、昔日の同修たちが本当に神になって去っていったのに、自分だけが人間界に残され、もう修煉するチャンスが二度とないのを知った。そして私は泣き出した。今でもはっきりと覚えているが、それは一人の生命として、死ぬよりもつらく、底のない絶望に陥ったほどの後悔に包まれ、もはやすべての希望や、生きる意志すら消えたように、私は泣き出した。

 同修たちよ、この二度とない機縁を大切にしましょう。早く戻ってきてください!師父と同修たちは、まだあなたたちを待っています!私たちはみんな法を得るためにやってきたのだから、最後は一緒に戻りましょう!


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/11/9/114161.html