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劉丹さんは鶏西市公安支局で5日間も非人道的な虐待を受け続けた

 【明慧ネット2005年11月12日】佳木斯大学卒業生の劉丹さん(女性、29歳)は、黒竜江省鶏西市の法輪功学習者である。2002年6月、邪悪な迫害により路頭に迷うようになった。2005年10月24日、他の法輪功学習者の家で警官に連行され、鶏西市公安支局で五日間も非人道的な虐待と侮辱を受け続け、体は非常に虚弱している。現在、劉丹さんは依然として不法に鶏西市第二留置場に拘禁されている。

 2005年10月24日、鶏西市メイ機工場工芸所の法輪功学習者・劉淑蘭さんは鶏西市国保大隊と鶏冠区支局の邪悪の輩・焦陽、張偉、王偉君、陳××など四人に連行され、家宅捜査された。ちょうど劉淑蘭さんの家にいた、親族訪問で家に帰っていた劉丹さんと法輪功学習者の陳麗春さんも一緒に鶏冠区支局へ連行され、それぞれ不法な尋問を受けた。劉淑蘭さんは家宅捜査をされた時、合わせて3万元ほどの金銭と物品を没収された。

 連行された後、劉丹さんは警官の不法な尋問に協力しなかった。警官の王偉軍は彼女の両手を後ろで手錠をはめ、長時間、面壁体罰を与えた。またみだらな言葉で彼女をののしり、侮辱した。当日の夜、邪悪な輩はまた劉丹の両手を鉄門に高く固定し、また彼女の両脚を縛って、頭を下に向かせ、腰を大きく曲げるような、痛くて我慢しにくい、耐え難く、苦痛をもたらす姿勢をとらせた。その後、王偉軍はまた劉丹さんに指紋を押すように強要したが、劉丹さんは協力しなかった。すると、彼はなんと劉丹さんを椅子の下にくくると脅迫したが、劉丹さんは拒否した。恨みと恥ずかしさで怒り出した王偉軍は、劉丹さんを足でつまずかせて転ばせたため、劉丹さんの頭は激しく地面にぶつかった。王偉軍は強制的に劉丹さんの両脚を一緒に並べ、彼女の頭を両脚に貼るようにさせ、また椅子で劉丹さんの背中の上から押し付けた。人間性がまったくない彼はなんと体つきが小さくか弱い劉丹さんを椅子の下で曲げさせたまま午前中ずっと椅子に座らせていた。

 鶏冠区公安支局の張偉は劉丹さんに会った後、彼女の隙に乗じて、劉丹さんのこめかみを数回激しく殴り、革靴で劉丹さんの顔と体を蹴った。10月25日の午後、張偉は無理やり、ゴムバンドで法輪功創始者の写真を劉丹さんの足の底に縛った。劉丹さんは彼が注意しないときに写真を自分の背中に隠した。張偉は写真が見えなくなったことを発見し、この機会に女性警官に強制的に劉丹さんの身体検査をさせようとしたが失敗した。彼はなんと恥も知らずに自ら検査しようとした。劉丹さんは協力せず、彼に引っ張られて、洋服のボタンが二つ落ちた。夜になって、このことを聞いた警官の焦陽は劉丹さんを侮辱し始めた。数名の男性警官の前で、劉丹さんの洋服を胸部まで開け、残酷に劉丹さんの腹部をつねり、彼女に写真をどこに隠したか答えるように強要した。王偉軍は劉丹さんを蹴り倒し、彼女に両脚を開かせ、最後に焦陽が劉丹さんの背中で写真を見つけるまで、彼女の顔を地面に押しつけて殴打した。

 10月26日午後、鶏西市公安局の警官・劉加学は劉丹さんにシン桂栄さんと許成華さんを知っているかと自白を迫ったが、劉丹さんは回答を拒否した。かつて武術を練ったことがある劉加学は繰り返し劉丹さんのひじの関節のツボをこっぴどくつねり、つまんだ。劉丹さんの心拍は加速し、ほとんどショック状態だった。そのような痛みは常人にとって一分、一秒も耐えられがたいものである。劉丹さんは「法輪大法好(法輪大法は素晴らしい)」を大きな声で叫んだ。名前がわからない劉加学の一人の仲間(20歳ぐらい)は、革のベルトで劉丹さんの掌、手の甲を酷く叩き、彼女を打ち倒した後、また彼女の髪の毛を掴んで、彼女をぐいっと引っ張った。彼女の頭を壁に寄せ、腰を曲げる体罰を与えた。この時、劉丹さんはすでに極めて衰弱しており、立っていられず、何度も地面に倒れた。邪悪な警官はまた劉丹さんの髪の毛を掴んで、ぐいっと引っ張った。そして皮のベルトで劉丹さんの全身を残酷に叩いた。

 現在、劉丹さんは全身が黒くなり、腫れて、顔面と手の鬱血は深刻で、髪の毛も彼らにつかまれてたくさん抜け落ちていた。劉加学とその同僚が劉丹さんを殴打している時、一人の警官は、彼らが一人の女性にこれほど暴力を振るうことを見過ごせなかったため、そこを離れた。

 10月26日の夜、すでに連続して二日間虐待された劉丹さんは、すでに極めて衰弱していたが、王偉軍は依然として劉丹さんに睡眠を与えず、また翌日の朝4時まで劉丹さんの両手を後ろから暖房器具にはめていた。劉丹さんは殴打された後、食物を見ると吐き気がし、毎日ただ水を少し飲めるだけであった。

 劉丹さんは鶏西市公安支局で、まる五日間非人道的に虐待されたが、ずっと邪悪に協力せず、自分の名前と住所を教えなかった。彼女を迫害した警官は、劉丹さんは公安部で指名手配されているとでたらめを言った。供述のない情況の下で、警官は劉丹さんを鶏西市第二留置場へ連行し、拘禁した。現在、劉丹さんは体は非常に衰弱している。

 それ以外にも、法輪功学習者の劉淑蘭さんと陳麗春さんが、鶏西市第二留置場で断食して迫害を制止している。彼女達の詳細な情況は現在調査中である。鶏西市恒山鉱保全委の法輪功学習者・趙春迎さんは、2003年4月17日に鶏西市第二留置場に連行され、一ヶ月も経たないうちに迫害により死亡した。遺体は全身が傷だらけになっていて、悲惨で見ていられなかった。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/11/12/114410.html