日本明慧


人権弁護士、中共による迫害の真相を暴露(写真)

 文/スペイン大法弟子

 【明慧ネット2005年11月28日】2005年11月下旬、スペイン南部の都市「COIN」にて、第3回マーケッティングと広告会議が開催された。各大学から教授と大学生ら約350人が参加した。会議の議題の一つは「中共宣伝の両面性」だった。このような議論性のある議題を公に議論したのは、今回の会議で初めて。海外の消費者が中国からの格安商品の源の真実について知っていることが極めて少ないため、この議題に参加者は大きな興味を起こした。

 

法輪功・人権弁護士カルロス・イゴレシアス氏が講演した

 会議の主催者が法輪功・人権弁護士カルロス・イゴレシアス氏に要請し、講演した。イゴレシアス氏は講演の中で中共が人権を侵害し、法輪功学習者を迫害し、さらに労働教養所や監獄の中で監禁者を奴隷のように働かせて生産させた製品が格安で海外に売り出されている事実を暴露した。彼の発言は大きな反響を呼んだ。

 イゴレシアス氏によると、中国共産党の統治下で、中国人が徐々に元々あった良好な資質を失い、しかも人々の道徳を回復させる「真・善・忍」が中国共産党一党独裁政権下では容認されず、残虐な迫害が始まった。人々の信教の自由が奪われ、拷問・迫害され死亡した。

 イゴレシアス氏は、宣伝者として遵守すべき基本ルールと法律を強調した。「中国共産党がマスコミを制御し、偽のニュースを作ることで法輪功の弾圧を維持しており、中国共産党が中国最大のマスコミ新華社という国家機器でうそをばら撒いた。新華社は、「国境なき記者団」から法輪功を陥れるための世界最大の偽のニュースを流す中共専用マスコミと評されている」。

 「しかし…」イゴレシアスさんは言った「多くの中国人がだんだん目を覚めつつある。現在中国で共産党を脱退した人は600万人近くいる。共産党が政権を握ってから8000万の人民を殺害した」。

 

真剣に講演を聞いている参加者

 国際アムネスティーと国連人権組織によると、中国共産党が政権を握っている中国は間違いなく人権侵害が世界で最もひどい国である。中共の統治下で、人々の道徳を回復でき、「真・善・忍」を信奉する一億人の修練者をもつ法輪功への弾圧は最も驚くべきことである。イゴレシアス氏がはっきりと指摘した。「海外の消費者の手に届いた多くの製品は間違いなく中国の労働教養所に監禁されている政治体制批判者や信仰を持つために監禁されている人が生産したものである。たとえば、法輪功学習者が不法に中国の監獄に監禁され、組織だって拷問され、毎日強制的に16時間以上も休まず働かされている」。このことを初めて聞いた会議参加者は「21世紀の今日、中国でこのような恐ろしいことが起きているのに、誰も知らない」ことに嘆いた。

 会議が終わって、多くの人がイゴレシアス氏と意見を交わし、中国で集団虐殺されている法輪功学習者をいかにして助けるかについて問い合わせ、迫害制止に自分の力を貸せないかと望んだ。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/11/28/115414.html