日本明慧


江西省九江市労動教養所はいかに大法弟子を迫害したのか

 【明慧ネット2005年12月4日】江西省九江市労動教養所は「人を教育し、人を感化し、人を救う」場所であると自称している。しかし彼らの洗脳による転向を拒む法輪功学習者は、長時間吊るして殴打(別称「ベーコン吊るし」)されるなどといった拷問を受ける。瑞昌市麻織物工場の従業員の周佑福さんは不法拘禁中、長期にわたりひどい拷問によって、心身ともに極めて大きな損傷を受けたため、心神喪失となり今なお回復していない。

 九江市労動教養所でよく用いられる拷問手段—「ベーコンつるし」:両手を頭の上で垂直に、あるいは両手を水平に開き十字架状にして縛り、つま先が地面につくかつかないかくらいの姿勢で窓柵に吊るし、トイレにも行かせない。長いときには数日間このまま放置する。

 黄朝武さんは3回も不法拘留されたことがある。2003年12月3日真相チラシを配っているときに再度悪らつな警官に連行された。瑞昌市留置場で15日間も絶食を行い迫害に抗議したが、不法に1年10カ月(1カ月延長)の労働教養判決を受けた。九江市労動教養所三大隊で、いわゆる「反省文」を強制的に書かされた。また何度か絶食で抗議したため迫害に遭い、悪らつな警官・陳××などによって強制食物注入されたが、その際前歯を2本折られた。悪らつな警官らは、彼の睡眠を許さないばかりか、昼間は強制的に奴隷のように酷使し、大法と師父を誹謗中傷するビデオを強制的に見せた。その後、悪らつな警官・陳××は、彼を二大隊に移し引き続き迫害を加えた。悪らつな警官・鄧××は彼に「反省文」を書かせようしたが、修煉したことに間違いは無いと断固として断られると、また彼に暴行を加えた。悪らつな警官・鄧××は、他の受刑者・楊××、李××に、彼に対し強制洗脳を行うよう指図し、彼の両手に手錠をはめ、両足を地面から離れたたままの状態で窓柵に吊るした。

 その時、黄朝軍さんは、すでに人事不省になっていたが、凶悪な警官と、他の受刑者たちは、水をかけて彼の目を覚ませた。黄朝武さんは半日も両手を吊るされたので、手はひどく腫れあがって黄色の水ぶくれができ、両手は麻痺して感覚が無くなり、全身は身震いが止まらず、両足もすでに腫れていた。その後医務室で治療を受けたが、治療費は自分で出さなければならず、20日間の治療を受けたものの少し良くなっただけだった。現在、黄朝武さんの両手はすでに傷だらけで、指が変形し、労働能力を失い、両足は歩行困難になっている。

 労動教養所側は、黄朝武さんが極度に衰弱しているのにもかかわらず、拘禁期限が1カ月も過ぎてからやっと彼を釈放した。また、労動教養所でのことは誰にも言わないようにと彼を脅迫した。

 九江市の66歳の法輪功学習者の毛儒倫さんは、2001年3月に不法に労働教養2年の判決を受け、九江市馬家ロン(土へんに龍)労動教養所で迫害に遭った。二大隊の悪らつな警官・鄧成松は、麻薬中毒者の呉斌林に彼を苦しめるよう指図した。悪人どもは毛さんを両足のつま先だけが地面に当たるくらいの状態で窓柵に吊るし、地面を水でぬらし、石鹸を塗り、つま先が地面につくとすぐ滑るように仕掛けた。また木の板で膝蓋骨の下の反射神経をたたいて苦しめた。人間性を完全に失った悪人どもは、毛さんを3昼夜(食べ物も飲み物も与えず)吊し上げ、その後、また両手を後ろで組んだ状態で手錠をはめ、吊るした。85キロもある毛さんの体は、窓柵にぶら下がり、腕には手錠が食い込み重傷を負った。釈放後も体調が優れず、2004年2月11日、老人は冤罪が晴れないままこの世を去った。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/12/4/115808p.html