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法輪功学習者・伊淑玲さんは、蒙陰県610オフィスの迫害から脱出するため5階から逃げた

 【明慧ネット2005年12月7日】2005年10月29日、山東省蒙陰県の610オフィスおよび県第一中学校の不法な悪人達は、県第一中学校の教師である伊淑玲さんを不法に逮捕するため、斧で伊淑玲さんが住む家の盗難防止用の鉄門の鍵を壊し、部屋へ入り込んだ。そこで、伊淑玲さんは、悪人達の魔の手から脱出するため、仕方なくマンションの5階の窓から逃げ出したのである。悪行が達成できなかった悪人達は、伊淑玲さんの家を不法に捜査した後、鉄門の鍵を新しいものに取り変えると同時に、新しい鍵を持ってその場を去ったのである。

 伊淑玲さん(35歳・女性)、蒙陰県第一中学校の教師である。伊淑玲さんは、「真、善、忍」を基準とする法輪大法を修煉したことで、数年間に渡り、蒙陰県610オフィスに何度も不法な迫害を受け続けてきた。不法人員達は、不法な懲役、拷問、強制的な洗脳をし、仕事権利を奪うなどの手段で、伊淑玲さんに対して迫害を行ったのである。

 2001年、伊淑玲さんは、不法に蒙阴県610オフィスが行う洗脳班に2カ月以上も監禁された。監禁されている間、伊淑玲さんは強制的な灌食などの迫害を受けた。

 2002年、伊淑玲さんは、不法に懲役3年間の判決を受けた。その後、山東省第一女子労働教養所へ監禁された。監禁中、伊淑玲さんは、法輪大法を修煉する志を放棄しなかったので、悪人達は彼女に対して様々の残酷な拷問を行った。例えば、大・小便を禁止したり、飲み食いを禁止したり、セロテープで口を塞いだり、身体を縄で縛った後頭を逆にして吊ったり、強制的に灌食したり、不明な薬物を食物・水・日用品の中に投与して迫害を行ったりした。このような残酷な迫害を受け、伊淑玲さんは日増しに痩せていき、ほとんど骨と皮のみで非常に危険な状況になった。そこで、労働教養所は責任を恐れ、伊淑玲さんに対して監禁をやめることにした。このことを知った蒙陰県610オフィスの悪人達は、伊淑玲さんの家族から数千元(話によると6000元)を騙し取った後、労働教養所と共謀して伊淑玲さんを精神病院へ拉致して更なる迫害を行った。

 伊淑玲さんの夫は、巨大な心理圧力と社会圧力の下で、伊淑玲さんと離婚することになった。そこで、伊淑玲さんの10歳ほどの娘は、夫が扶養することになり、伊淑玲一家は離れ離れの生活をすることになった。このように、伊淑玲さんは迫害され、愛する家族と生活することができなくなった。

 伊淑玲さんが精神病院から出た後、勤め先に戻って仕事をさせてもらえるよう要求したが、蒙陰県第一中学校の第二分校は、その責任を610オフィスに回したのである。そこで、伊淑玲さんが610オフィスを訪ねると、610オフィスは、「お前は、まだ転化されていない。懲役期間が終わるまで、だれもお前のことを知らない。」と言ったのである。伊淑玲さんが、「あなたたちに、私に仕事を辞めさせる権利はない。この行為は、国家法律に反している!」と言ったところ、蒙陰県610オフィスの主任・崔華東は、「ここに来て、法律のことを言うな! 言いたければ労働教養所へ行って言え!」と叫んだ。このように、伊淑玲さんは、家庭を失ったばかりでなく、仕事をする権利まで奪われた。

 その後2年以上、伊淑玲さんは親戚の助けやアルバイトなどで厳しい日々を送っていた。そんな伊淑玲さんに、2005年7月と8月の間、良いチャンスがやって来た。伊淑玲さんはある他の県の民営学校に教師として採用された。やっと安定する仕事があった伊淑玲さんだったが、仕事を始めて数カ月経つと、また不法な迫害を受けることになった。

 2005年10月29日の土曜日、伊淑玲さんは他の県から娘の様子を見に地元へ戻った。そこへ、蒙阴県第一中学校の第二分校の工会主席・杜慶太および教員・馮文学、馮友蘭が、夜9時に、蒙阴県610オフィスと公安610オフィスの悪人達を連れて、家の前で「ドアを開けろ!」と叫んでいた。しかし、20分ぐらい経っても伊淑玲さんがドアを開けなかったので、杜慶太等蒙阴県第一中学校・第二分校の教員はその場を去り、蒙阴県610オフィスと公安610オフィスの悪人達は、マンションの下で一晩ずっと待っていた。そこで、伊淑玲さんは悪人達の魔の手から脱出するため、仕方なくマンションの5階の窓口から縄を使って逃げ出した。話によると、当時、縄の長さが足りなかったので、伊淑玲さんはベッドに覆う布まで使ったそうだ。

 10月30日、蒙阴県610オフィスと公安610オフィスの悪人達および蒙阴県第一中学校の第二分校の不法人員達は、斧で伊淑玲さんが住んでいる家の防盗門の鍵を破り、部屋へ入り込んだ。その後、伊淑玲さんの家を不法に捜査し、塗装した壁の木板も斧で破った。不法人員達は、捜査した大法書類と資料を持って行くばかりでなく、テレビ、DVDも不法に持って行ったのだ。その後、悪人達は、防盗門の鍵を新しい鍵に取り変えると同時に、新しい鍵は、蒙阴県第一中学校の第二分校の不法人員達が持って行った。

 早朝、大勢の人々は、5階の窓から下ろした縄を見て、法輪功学習者が5階の窓口から縄を使って逃げた真実を知った。人々は、口を揃えて、「こんなに人を迫るなんて!」と言った。また、伊淑玲さんの隣人は、「伊淑玲さんは、現在、家族もないし、仕事もない。こんなかわいそうな女性(伊淑玲さんの身長は、160センチもなく、体重は50キロもない)さえも見逃さないなんて、本当に酷すぎる。これでは徹底的にやられるんじゃないのか」と言った。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/12/7/116036.html