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タイの移民局の牢屋に拘禁された5人の法輪功学習者の近況(写真)

 【明慧ネット2005年12月19日】2005年12月18日、タイの移民局の牢屋に不法に拘禁された法輪功学習者達は、絶食で抗議してすでに4日目になった。

苗苗さん、劉瑩さん、牢屋の玄関前にて


 苗苗さんの身体はとても衰弱し、立つこともできなくなった。劉瑩さんは急いで警察を呼びに行った。二回呼んだが、一回目は、警察は来なかった、二回目も来なかった、そこの囚人に伝言させ、移民局の警察は見ても見ぬふりしている、「食物もあなたにあげたし、食べないのは、あなた自身の問題だ、死んでもいいなら、死んでごらん、警察となにも関係ないよ」と言ったそうだ。苗苗さんは身体がとても衰弱した状態で国連と警察署へ手紙を書いた、一通目の手紙を出したが、警察はゴミ箱に捨てたと伝言した囚人が伝えた、警察は二通目を断った、警察は現在絶食中の法輪功学習者は警察の管轄に属さない、ただ、しばらくここに拘留するだけで、実際に学習者を管轄するのは国連だという。現在の情況はこのようである。

 黄国華さん、王亜軍さん、李建輝さんの情況は不明である。

 12月6日、中共警官・何雪健による女性法輪功学習者に対する暴行事件に抗議するため、タイの法輪功学習者はずっと中共大使館の向い側に静座し、往来する通行人に真相資料を配った。12月9日、タイ警察は中共の指図のもとで何回も現地の法輪功学習者の人権を侵害し、12月10日、タイ警察は観光地のパタヤビーチで真相資料を配っていた法輪功学習者に暴行を加え、その中の2人の学習者は警察に殴られた。その後、3人の学習者が逮捕され、その晩に釈放された。12月15日、タイ警察は中国大使館前で抗議する8人の法輪功学習者を不法に逮捕し、移民局へ送った。移民局は、「第三国がうけ入れるまで釈放しない」と言い放った。現在、拘禁された6人の法輪功学習者の中で1人の子供以外は、全員絶食で抗議している。6人の学習者の情況は人々が心配している。

 数日来、世界各地の法輪功学習者は次から次へと電報をうったり、現地のタイの大使館、或いは領事館へ行ったりして、タイ警察が中共の圧力に屈服して法輪功を迫害することに抗議している。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/12/19/116845.html