日本明慧


修煉による本当の善をもってよりよく衆生を救い済度できる

文/大陸大法弟子

  【明慧ネット2005年12月5日】私は表に出てくるのが遅く、ずっと常人に真相の説明をすれば衆生を済度していると思っており、周りが真相を知りあるいは共産党の脱退を表明すれば、真相の目的を達成したと思っていた。実際は形式的なものが実質的な内容よりも多く、しかし自分はそんな感覚がなかった。自分の修煉を軽視したため、自分の修煉はある程度よかったと思っていた。しかし2004年後半に師父の最近の説法や経文全部と「精進要旨」を読んで、徐々に今すべきことは三つのことだと認識して、すぐ行動に移った。2004年末に『九評』が発表されてから、師父の「世間に向かって輪を回す」を学んで、私はすぐに周りの人に共産党脱退を勧めた。周りの多くの人が共産党を脱退した。

 あまりにも順調だったので、知らずにそんなに重くはなかったが「自分はよくやった」と思っていた。私の母(同修)が病業で迫害され重くなったとき、私はただ彼女の欠点ばかりを責めた。師父が言われた同修の間の「これらのことに大法弟子の寛容、善良と和やかさを表すべきです。相手のことはすなわちあなたのことであり、あなたのことはすなわち相手のことです」という慈悲心が全然なかった。今年の夏、母は旧勢力に命を奪われた。彼女は重い負担でこの世を去った。彼女は大法がすばらしいと知って、逝く10日前、彼女は体の苦痛を我慢して他人に真相を伝えた、彼女はずっと自分がよくやらなかったがために大法に損失をもたらすことを心配した。このような執着が旧勢力による彼女の迫害を強めた。

 母の死は私に大きな影響を及ぼした。私の親族も程度こそ違うが影響され、母の周辺の人達も大法を誤解した。彼らは昔非常に大法を信じていた。1週間近く私は抜け出せなかった。旧勢力が私への邪魔を強めた。甚だしきに至っては夜正念を発するとき、ぞっとするときがあった。私は急いで本を読み、法を学んだ。しかし数日間ずっとこのような状況だった。旧勢力がこのように私を邪魔するのは、私をも迫害しようとしたからだ。師父があり、法があり、私は師父と大法を信じ、旧勢力の安排を認めない。この正念があって、翌日私は外に出た。私は同修と交流し始めた。同修と交流したとき、私にただ一言、「もっと多く法を学ぼう! まだまだ善が足りない!」と言ってくれた。

 同修の一言は、雷が鳴ったように私を目覚めさせた。家に帰って、私はすぐに『転法輪』をとって、一気に3講読んだ。法理が私を悟らせ、「善」について新しい理解をもった。本当に善が足りなかった、自分の母にも善がたりなかった、どうやって他人に接するのか? どうやって師父が要求した衆生を救い済度するのか? 同修がよく法を学んでいると賛嘆すると同時に、私が以前行ったすべてのことは、善を出発点にしたのではなく、ただやるためにやったのだと悟った。このことで、私は一念が生じた。これからすべてのことについて、すべて善から出発し、善なる心があれば、これこそ同修のことを自分のことと思えて、同修と交流するときも、自分を中心にするのではなく、もっと同修に耳を傾けるようになって、そしてゆっくり自分の建議と理解を説明した。

 私はこのような心態とやり方を仕事に取り入れた。徐々に仕事が順調になった。私の仕事はよく人と接するので、母がこの世を去ったとき、仕事にも影響した。以前仕事は順調で、仕事が忙しすぎたため、旧勢力に迫害の口実を与えた。公安が会社にきて私を調査しようとした。私を迫害する理由を見つけられなかったが、真相を説明するペースが落ちた。善なる心が出てから、恐れる心がなくなった。公安が私を調査にきて、旧勢力が私に真相説明の邪魔をするのではないか? もう彼らの術にははまらない。この一念があってから、職場で真相を説明するとき以前の状態に戻った。ただ真相を説明するときの心態が大きく変わった。全ての人々を済度すべき、真相を伝えるべき、誰に説明すべきで、誰が話しやすいかを問わない。正念を発するときも、一念を加えた「師父に加持してください、私は善なる心で私の空間範囲内のすべての衆生を済度します」

 もちろん、私は知っている、我々が衆生を済度しているわけではなく、師父が衆生を済度している、師父がただ衆生を済度することで我々を鍛えていると。我々に善なる心があれば、我々の念が正しければ、本当になんでもできる。私はこのすべてを師父がしてくださっていることを知っている。なぜなら、師父は言った「修は己にありて、功は師にあり」

 善なる心で衆生を済度するという考えが出てから、この2ヶ月間私の周りに多くの非常に不思議なことが起きた。

 同僚Aが重い病気にかかり、夢の中のある声で、私が彼女の命を救えると聞こえた。翌日、同僚Bが彼女に教えた。法輪大法は素晴らしい、法輪大法だけが彼女を救える。同僚Bはさらに「私は大法が素晴らしいと分かっている。しかし、話せない。あなたは早く彼女に聞いたら?」と言った。同僚Aがすぐ夢を思い出して私を訪ねてきた。私は彼女に『転法輪』を渡した。1週間もたたないうちに、彼女の身に大きな変化が起きた。病気がまったく消えたのだ。非常に元気になって、前はよく人を罵っていた彼女だが、今は汚い言葉をまったく使わなくなった。

 また、最近10日間、多くの同僚が法輪大法のお守りをつけた。ある同僚がさらに手紙でお守りを家族に送った。私の家族も母の死亡による大法への誤解と影響も徐々に減ってきて、彼らはまだ共産党を脱退していないが、共産党の本質への認識が深くなりつつある。

 我々修煉者は善を修め、善でなければならない。真相を説明するときも善なる心があれば、常人を目覚めさせ、常人を済度できる。善であってこそ、自分をよく修め、師父がもっと多くの縁のある人を安排して我々に真相を説明させることができる。我々に十分な善なる心が足りなかったがために、縁のある人を失いたくない。まして我々の家族および我々と大きな縁のある人を失いたくない。

 正しくないところあれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。



(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/12/5/115881.html