日本明慧

私も法を暗記すべきだ

 文/瀋陽の大法弟子

  【明慧ネット2005年12月5日】私はしばらくの間、集中して法を学ぶことができませんでした。いつもほかの事を考えてしまっていました。この問題を解決するために、一段落の法を暗記することにしました。集中できたら、また法を学び始めます。こういうふうにして、しばらくすると、最初に暗記しなくても、集中して法を学べるようになりました。そうしているうちに、暗記することをやめました。ある日、夢の中で、ある人は私に「あなたは大学に入るべきです」と言いました。でも、「私は記憶力が良くないので、大学には入れません」と答えました。目が覚めても、私に大学に行くように言った意味が分かりませんでした。

 今日は「明慧週刊」の中で、一人の小弟子の『転法輪』を暗記する体験談を見ました。わたしも法を暗記すべきだと突然悟りました(夢の中で大学に進学させようとしていたことも、私に法を暗記させることを伝えていたのだと分かった)。しかし、私の常人の観念がまた先に出てきました。自分はそろそろ50歳になるし、記憶力も良くないし、普段妻にいっぱい買い物をさせられた時も、よく買い忘れをします。でも、今の考えは私ではなく、思想業と後天に形成された観念に作用されたものです。それを否定して、法を暗記することを決意しました。

 現在、私は妻といっしょに『転法輪』を暗記しています。わたしたちも暗記について検討します。私は妻に聞きました。なぜ私は一週間をかけて、やっと第1講の「本当に高い次元へ人を導く」の一番目の段落を暗記したのに、次の日になると、また忘れてしまいました。そうしたら、また、最初から暗記し直すので、いつも同じ段落を暗記することになってしまうのですか? 「最初の段落が暗記できたら、続けて次の段落を暗記しなさい。いつまでも同じ段落に留まらないでください。あなたのちゃんと修めた部分がすでに分離されましたので、だから、また暗記できなくなったのですよ」と妻が悟りました。それを聞いて、私は自信がつきました。妻は一時間もかからないうちに「本当に高い次元へ人を導く」を全部暗記しました。

 法を学ぶによって、私は師父の「北米第一回法会での説法」の中で、「溶鋼に木屑が落ちたら、瞬時にその姿が見えなくなります」という法を理解しました。この木屑というのは、わたしたちの捨てるべき様々な執着心です。また、師父がなぜ私たちにより多くの時間を、法を学ぶことに使うようにするかの意味や、法をよく学ぶということの内涵が分かるようになりました。


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/12/5/115868.html