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甘粛省:琵琶演奏者・劉植芳さんが迫害で死亡

【明慧ネット2006年1月17日】甘粛省豫劇(地方劇の一つで、発祥地は河南省)団の琵琶演奏者で法輪功学習者・劉植芳さんは、2005年7月末に「蘭州市法制養成学校」(ゴン家湾洗脳班)で長期にわたる殴打の迫害で死亡した。詳細については調査中だが、この「法制養成学校」は法輪功学習者に信念を放棄させるためのもので、中共邪悪集団の「殴打で死亡したら自殺と見なす」の命令の下、劉さんの死に関して「自殺」と公表している。

 劉植芳さん(48歳、女性)は、2000年7月31日に法輪功弾圧に不平を感じ、北京へ上申に行ったが、公安局に不法に逮捕され、天津、蘭州の看守所に入れられて、強制的に重労働をさせられた。2001年に「ゴン家湾洗脳班」に入れられたが、後に正念で脱出した。その後彼女は3カ月かけて安徽省の実家まで歩いて帰り、迫害の真相を村の人々に伝えた。

 2002年劉さんは蘭州に戻り、人々に迫害真相を伝えたため、2005年7月に再度「ゴン家湾洗脳班」に不法に強制連行された。彼女が「転化保証書」を書くことを拒んだため、長期にわたり体を吊るされて拷問された末、7月に命を失った。

  悪名高い「蘭州市法制養成学校」は古い倉庫を再利用して法輪功学習者を迫害するための場所で、「ゴン家湾洗脳班」とも呼ばれている。ここでは「真・善・忍」の信仰を放棄させるために、卑劣な手段で法輪功学習者に対して残酷な拷問が行われている。例えば、個室に入れ、24時間寝ないように監視するなど、70歳のお婆さんでも両手を縛られ1週間も吊るされるなど、様々な形式に及ぶ。ここに連行され迫害を受けた人は100人以上で、10代の子供から70歳の年寄りまでいる。

* その他のゴン家湾洗脳班で迫害を受けている法輪功学習者

 羅清疎さん(70代、女性)は、甘粛省鉱石管理局の退職者。羅さんは「修練しない」という保証書にサインをしないため、2005年3月初めから3カ月にわたりコンクリートの床の上で寝させられ、更に体を吊るされて拷問を受けた。2005年4,5月に鉱石管理局が強制洗脳施設に1万元、また7,8月にさらに1万2千元の罰金を払わせられたが、結局これらのお金は全部羅さんの退職金から控除された。それでも足りなかったため、娘さんの給料までが強制徴収された。10月に羅さんの体は、拷問でぼろぼろの状態で病院に運ばれたが、それ以降邪悪に情報を封鎖され、状況については不明である。

 韓仲翠さん(47歳、女性)は、東岡街住民事務所幹部。韓さんは法輪功修練を放棄しないため、数回にわたり不法に拘束・監禁されており、迫害状況が最もシビアである。2003年9月、2度目に強制洗脳施設に不法連行されたときは、直接個室に入れられ、そこで1カ月にわたり体を吊るされて拷問を受けた。運び出されたときはすでに息が弱くなっており、手足が動かず、ズボンの中は大便で一杯だった。その後も少しでもよくなれば、また迫害を加えられたので、韓さんの腕は動かなくなっている。2004年12月10日に韓さんは薄着のまま地下室の寒い個室に入れられ、拷問された。それからすでに9カ月経っており、迫害はまだ続いている。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/12/17/116716.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/12/21/68165.html)