日本明慧


大法弟子の積極性を発揮する

 文/台湾大法弟子

 【明慧ネット2006年1月19日】毎週法を学ぶ勉強会に参加するとき、いつも自分を向上させる要素があった。たとえ同修の些細な動作でも、短い言葉でも、ときどき私を反省させせた。このような互いに向上させる環境の中で、私はこの毎週数時間の勉強会を大切にしている。毎回同修との差をみつけたとき、後悔以外にも、もっと努力して向上するように自分を促した。これは師父が我々に残した修煉の形式で、向上するにはもっとも早い方法で、大法弟子を精錬するには良い環境である。

 ある時、ある同修が言った。真相を伝えるためのテレビ番組を普及するために、一部の学習者が天女グループをつくり、民衆の目を引き付けて宣伝効果を高めようとしたが、人手が足りない。自信がなかったが手を挙げ、参加した。天女は眼鏡をかけてはいけなかったが、彼女は高い度数の近視があり、したがって、「模索」の中で演出していた。

 彼女が話し終わってから、皆が感動した。もし自分が同じ立場で、天女グループの人手が足りないのを知ったとき、私は参加する勇気があるだろうか? 私はまず自分の顔がきれいかどうかを考えるだろう。失敗したらどうしようかと考えるだろう。私が考えたのは自分の利益で、自分を守るためで、法を最重要視しなかった。実際に大法の活動において、どこかに人手が足りなければ、積極的に協力して補充し、純浄な大法の粒子が発揮した全体の力は無類の威力をもつのだ。

 昔行った反拷問活動も同じく、一部の同修は悪らつな警官の役をやりたがらなかった。あるいは苦しい拷問の被害者をやりたがらなかった。これも大法を大切にしなかったためで、自分を一番大事にしたためである。実際、正念が強ければ、慈悲なる師父と神々が助けてくれる。師父は『精進要旨』の「再認識」の中で「真にこのように向上することができるなら、皆さんが純粋で浄らかな心の状態の下でおこなったことこそ、最も良いことであり、最も神聖なことなのである。」と言われている。本当に自己が法の中に溶け込むと、ほかの空間の表われはかならず、金色に輝く偉大な覚者に違いない。

 我々それぞれの弟子が大法の中の一粒子で、全体が円融して協調できれば力が強くなる。したがって、待たず、依頼せず、自分の能力を発揮して積極的に参加し、どこかで我々を必要とすれば、我々が積極的に補充し、全体的な力を発揮し、法を証明し衆生を済度する。同修たちよ、互いに向上できる環境の中で、自分の不足を見つけ、師父の慈悲なる済度と期待に応じるため、外に出てきてください! 時間が残り少ないが、衆生が我々を待っている!

 最後に「北ヨーロッパ法会の皆さんへ」の一段落でみなさんと共に学びたいと思います。「集団活動に参加する以外にも、学習者一人一人が普段も大法弟子の積極性を充分に発揮し、真相を伝える中で自分の威徳を樹立し、大法弟子一人一人の道をしっかり歩むよう期待しています。ですから、真相を伝える時、待たず頼らず、外在の要素の変化に期待を託さないでください。私たち一人一人は皆未来のために歴史を創造しています。ですから皆、集団活動に参加する以外にも、積極的に大法の仕事を見つけて取り組んでいます。大法に有利なことであれば、積極的に行い、行動すべきです。社会で接触する全ての人は皆私たちが真相を伝える対象なのです。真相を伝えることから現れたのは大法弟子の慈悲と世人を救い済度することです。全ての大法弟子が皆、自分の積極性と大法弟子としての役割を充分に発揮できるよう期待しています。」

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/1/19/118897.html