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オーストラリア:最高裁は張德江被告人を喚問(写真)

 【明慧ネット2006年2月3日】シドニーの法輪功学習者・謝炎さんが、広東省の共産党書記長・張德江を提訴した件で、2006年2月1日、オーストラリアのニューサウスウェールズ州最高裁判所で公判が開かれた。被告人・張德江は欠席のまま、裁判官は原告弁護士の陳述を聞いた後、この案件の審理を継続し、次回の開廷を6月2日に決定した。閉廷後、シドニーの法輪功学習者は、最高裁判所の前で、この提訴に関して記者会見を開いた。オーストラリアの大手メディア「シドニー・モーニング・ヘラルド」紙や「オーストラリアン」紙の記者は、公判を傍聴し、記者会見での取材内容を報道した。

 法輪功の広報担当者は、記者会見で、この日の訴訟のほか、3月末の高等裁判所での、江沢民を提訴した民事訴訟や、4月初めの中国領事館の唆しによる中国語系のメディアの法輪功学習者への誹謗中傷の訴訟など、現在進行している訴訟について、紹介した。

 謝さんは、張德江を提訴した経緯、そして,自身の広東省労働教養所での2年半の労働教養や、その後の洗脳センターでのつらい経験を紹介した。彼女は、自分が極めて苦しい精神的、肉体的な虐待を受け、知人の学習者が拷問によって身体障害者となり、妊娠している女性学習者が労働教養所で迫害されて死に至ったことを目撃して、次のように指摘した。「江沢民及び中共政権による法輪功学習者への類を見ない迫害によって、広東省では確認されただけで、60人以上が死亡した。このうちの30人以上は、張德江が広東省書記長の職についた後に死亡した。張德江は任期中に江沢民の法輪功迫害政策を積極的に実施したのであり、その責任からは逃れられない」と語った。

 法輪功迫害を追及する国際組織の代表は、記者会見で、「われわれの組織は、法輪功学習者の基本的人権を守ることを旨とし、過去数年にわたって、中共政権による法輪功への迫害を幅広く調査した結果、今回の迫害は世界第二次大戦後の最も深刻な人権侵害であり、最も残酷な信仰への弾圧である。張德江は広東省の党と政治の主要な責任者として、その責任は免れない」と表明した。

 オーストラリア籍の華人画家・章翠英さんは、3月末に高等裁判所で喚問予定の江沢民を提訴した案件を紹介した。章氏によると、江沢民及び彼の一団は、この訴訟を非常に怖がっており、この訴訟を妨害するために、全力でオーストラリア政府に圧力をかけているという。章翠英さんはまた、法輪功学習者が横断幕で平和的に抗議するための要請書を毎月発行している。章翠英さんは、キャンベラの裁判所で審理中の法輪功学習者がオーストラリアの外務大臣ダウナー氏を提訴した案件など、中共がオーストラリア社会を妨害し、影響を及ぼしていることに注目してほしいと呼びかけている。

         広東省書記長・張德江を提訴するシドニーの法輪功学習者・謝さん

        江沢民訴訟案の進展を紹介するオーストラリア籍の華人画家・章翠英さん

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/2/3/120036.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/2/6/69688.html