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トロントの法輪功学習者が中共によるテロ襲撃に抗議する(写真)

 【明慧ネット2006年2月13日】(記者・葉霊輝)2006年2月11日午後3時、約200人の法輪功学習者、大紀元スタッフおよび各界の支持者がトロントの中国領事館前で、中共のスパイが米国アトランタの法輪功学習者に対する襲撃事件に関する記者会見をし、中共によるテロ襲撃行為に対し強く抗議し、元凶を厳罰に処するよう強く求めた。

トロントの中国領事館前で「反暴力」「反迫害」を訴える法輪功学習者 中国共産党の暴行に抗議する法輪功学習者

 襲撃された法輪功学習者・李淵氏は2月8日正午、複数のアジア系男性に襲撃され、重傷を負った。襲撃者は李氏の仕事用のパソコン2台だけを持ち去り、金や貴重品などには手をつけなかったという。李氏は顔に15針を縫うけがを負った。

 カナダの法輪功スポークスマンであるジョエル・チプカー(Joel Chipkar)氏は、「李淵氏が襲撃されたことは中共スパイの北米において、法輪功学習者に対する野蛮な侵害の一部である」と話している。

 チプカー氏はさらに次のように指摘している。今年1月18日、カナダ・オンタリオ州の人権法廷の裁定により、オタワ中国老人会は70歳の黄代明氏は法輪功学習者であることだけで、彼女の会員資格を中止し、差別視した行為を犯した。黄氏の老人会の会員資格の中止は中国大使館職員の直接的な干渉によるものだった。

 カナダ法輪功学会代表である張照進氏は、今回の法輪功学習者・李淵氏に対する襲撃は、中共が事前に手はずを決めた行為である。その目的は法輪功学習者の人身的攻撃をし、同時にひそかに破壊行為を行う。ヒステリックな報復行為は、法輪功学習者を脅かすことができないとコメントした。

 「このような完全に理性を失った醜悪な行為は、まさに中共の邪悪さとその崩壊寸前における手段を選ばないヒステリックな醜態を表している」と張照進氏がいう。われわれは、未だに中共のために危険なことをやっている人たちが直ちにこのように危険な一方、手前で踏みとどまってほしい。そして、中共の各国の大・領事館の職員たちは直ちに悪党を離脱し、くれぐれも中共の副葬品になってはならないと強く呼びかけた。

 数人の法輪功学習者、大紀元スタッフおよび各界支持者はそれぞれ中共の邪悪な行為を暴露し、李淵氏を襲撃した元凶を厳罰に処するよう強く求めた。

 カナダ東部の大紀元総編集員である方涵氏は、李淵氏の事件をきっかけに、中共のスパイがカナダにおける動きに密接に注意を払い、中共の官僚はカナダに来たら、カナダの法律に遵守すべきで、カナダのメディアは外国による政治的圧力から保障されるなどのことを政府に強く呼びかけた。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/2/13/120678.html