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長春の法輪功学習者・常帥さんの死亡にいたる迫害の詳細

 【明慧ネット2006年2月14日】吉林省長春市の法輪功学習者・常帥さん(31歳)は、法輪功を修煉したため長春朝陽溝労働教養所に不法監禁され、その後持病が再発して、身体はずっとよくなかった。2005年3月に再び悪らつな警官の迫害を受け、病状が急激に悪化して、5月7日に冤罪を晴らせないまま死亡した。

 常さんは吉林省食糧3年制大学を卒業し、1999年の「7.20」後、何度も北京に行って真相を伝えたため、不法に拘禁され迫害を受けた。北京のある収容所で悪らつな警官にめった打ちにされ、首筋にはずっと電気スタンガンのやけどの傷が残ったままであった。

 獄中で、常さんは正念強く、断固として「三書」を書かず、何度も断食をして中共の大法に対する迫害と刑務所の警官が学習者に対し実施した残虐な拷問に立ち向った。報道によると、長春朝陽溝労働教養所のもと2大隊の管教(役職の一種)・趙某と元6大隊の管教・王涛は、何度も学習者の常さん、王恩国さん、大波さん、李志国さん、劉昌鵬さん、馬暁東さんらを殴ったり蹴ったりし、彼らの服を脱がせ、電気スタンガンで2度も30分以上電気がなくなるまで電撃を加えたという。特に常さんに対して残忍であった。

 2001年の夏、長春朝陽溝労働教養所ではいわゆる「功労祝賀大会」を開いたが、中に法輪功を誹謗中傷する内容があった。所の指導者らは法輪功学習者らによりうそが暴露されるのを恐れ、事前に学習者と談話した。その時、常さんはきっぱりと「私達は大会の秩序を守るが、しかし大会で嘘を言ったり、あるいは法輪大法を誹謗中傷することがあってはならない。法輪大法は宇宙の大法であり、如何なるひとの破壊も許さない。もしあなた達が破壊したら大きい業力を作ることになり、必ず悪の報いがある」と言った。1中隊の管教・王涛は、指導者らの前で恥をかかされたと思い、大いに常さんをののしり、彼を水部屋に強制して連れて行き、めった打ちにした。自分の手足が痛くなったら電気スタンガンを取り出して電撃を加え、疲れたら、他の受刑者らに殴りつけるよう命令した。その狂気ぶりと人間性のかけらもない極悪非道な行為に、全隊の受刑者らはあっけにとられて、ものも言えずに恐れおののいた。彼らは各種残酷な手段を用いてまるまるひと午後彼を苦しめた。

 常さんは数年間不法に拘禁・迫害されたあげく、体は極端に衰弱したため、一時出所となった。常さんは引き続き大法を実証し民衆に真相を伝えた、その後何度も悪党の悪らつな警官らの追跡逮捕に遭い、最後に包囲され捕らえられそうになった時には体はすでにきわめて衰弱していた、家族が理詰めで大いに抗議したため、やっと不法逮捕を免れた。常さんは2005年5月7日31歳の若さで冤罪を晴らせずに亡くなった。



(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/2/14/120770.html