日本明慧


真相を伝えることは、衆生を救い済度すること

 文/台湾の大法弟子

 【明慧ネット2006年2月6日】この数年来、私は真相の資料を郵送したり、携帯電話でメッセージを送ったり、電話をかけたり、インターネットを利用したりして真相を伝えてきました。「どのように衆生を救い済度する出発点を正し、真相をはっきりと伝えるのか、真相を分かった衆生こそ、救い済度することができる」ことを深く体得しました。

 最近インターネットで真相を伝えることを始めました。具体的に大陸のネットの友人がウェブサイトで脱党するよう手伝ってあげたり、『九評』を読むよう薦めたりすることです。実は最も主要な目的は、やはりネットの友人に真相を知らせ、心から共産悪党を脱退したくなるように薦めることです。彼らは真相を分かった後、親友にも知らせて、集団で脱党することがよくあります。

 同修との交流を通して、脱党の人数だけに目が向き、真相をはっきりと伝えていなかった学習者がいることが分かりました。もちろん悪党から脱退しないと、衆生は未来がありません。脱党してこそ、未来に入る保障がありますが、真相をはっきりと伝えたのでしょうか。インターネットでネットの友人に脱党を勧めたとき、「あなたに任せる」と答えた人がけっこういます。脱党の手続きを手伝ってあげるほか、真相を必ずはっきりと説明し、『九評』を読むよう薦めます。中共の邪悪な本質を見極め、心から悪党を軽蔑しそして一線を画し、さらにこれを他人に教えるように、真相をはっきりと伝えます。これこそ本当に真相を伝え衆生を救い済度することです。

 『2003年アトランタ法会での説法』で師父はこのようにおっしゃったのです。「ですから、皆さんが真象を伝える最も主たる目的は真象をしっかり伝える時に更に多くの衆生を救い済度することができ、これが第一位のことであり、皆さんが真象を伝える本当の目的です」。「相手に真象を伝える時に相手の受け入れ能力の度合いを考慮しなければなりません。あなたはそれが見え、観察することができます。必ず真象を伝えることをよく行って下さい。ただ伝えるだけではなく、形式的なことになってはなりません。一人に伝えたら、その人に真象が分かるようにしなければなりません」。「激変の中で真象を伝えることは衆生と世の人々を救い済度する主たる方法であり、大法が皆さんに与えた智慧と巨大な能力もその中に現れてきます。皆さんが真象を伝える事の作用は必ず連鎖反応を起こします」。

 それを読んで、真相を伝える最も根本的な目的は衆生を救い済度することであり、常人の仕事のように、ただ表面を重く見るのではないことを体得しました。真相を伝える過程は修煉であり、常人の心を持っていることに気づいたら直ちに正すべきです。例えば真相をはっきりと伝えることができたとき、顕示心、歓喜心、仕事をする心が生じてしまいます。うまく伝えなかったときに、難関を怖がる心、安逸を求める心が生じます。どんな情況においても、法を師にし、何の心も動じずにいれば、すべての変動を制することができるのです。世の人々の反応や真相を伝える効果に影響され、心が揺れ動くことはいけないのです。困難に見舞われた時、直ちに内に向けて探し、正しくない考えを正すべきです。特に私達は全体として一つなので、タイムリーに交流し協力してこそ、全体で最も大きな力を発揮することができます。

 『転法輪』第7講に、師父は「来る者拒まずと誰にでも抜歯をしてあげるので、抜かれた歯が山ほど積まれていたのです。人のために歯を抜くところに目的があるわけではなく、自分の水薬を売るところに目的があります」とおっしゃいました。真相を伝えることは衆生を救い済度することで、ただ一つの方法であり、本当の目的は衆生に真相を伝え、未来を選ぶ機会を与えることです。ですから、心を込めて真相をはっきりと伝えるべきです。真相資料を送ったり、メッセージを送ったり、電話やファックスをおくり、パソコンを使ったり、真相の資料を配ったり、向かい合って真相を伝えたり、集団で法を実証する活動に参加したりすることは、皆邪悪を窒息させ、迫害を暴露することです。私達は法をよく勉強し、常に法を師にすべきです。それは大法弟子が法を実証することであり、常人が大法の事を行っているのではありません。最も清浄な心をもって、衆生に位置を選ぶ機会を与え、大法弟子の慈悲を見せるべきです。

 最後に経文『ヨーロッパストックホルム法会へ』をもって同修と励まし合います。「世の全ては法を正すために切り開かれたのです。大法弟子は現在の主役であり、古から現在まで、各界の衆生は待ち望んでいます。済度する衆生を救いましょう。正しい念と正しい行いをもって、全ての障碍を解体し、真相を広く伝えてください。神はこの世にいます」。

 個人の体得であり、適当ではないところはご慈悲な指摘をお願いします。



(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/2/6/120234.html