日本明慧


嫉妬心の根を掘り除く

 文/大法弟子

 【明慧ネット2006年2月15日】私の嫉妬心が根本的に取り除かれていないため、最近、家庭の中に多くの矛盾が発生し、体にも妨害が現れて、衆生を救い済度することにも影響をもたらした。

 長期にわたり、姑と舅はすべて主人の弟一家に愛情を注いでいる。このことで私はなかなか心のバランスが取れなかった。(実はまだ取り除いていない嫉妬心が働いた作用だ)最初のころは、絶えず法を学んで、いくつかの利益上、矛盾の中での関、難を乗り越えた。
たとえば、主人の弟の嫁は、私の前で私の子供を嘲笑したり、あるいは姑と一緒に私の子供を責めたり、姑は弟の子供には飲み物を1箱あげたのに、私の子供には一つもくれない。弟の嫁は、私の前で自分の優美な体形、流行の髪形、ファッション、きれいな顔を誇示するので、少しうっかりすると私は嫉妬の執着に落ち込んでしまうのである。けれども、それらのことにあまり構わなくなり、何とか関を乗り越えた。

 しかし、続いての出来事は乗り越えられなかった、しかも常人の心もすべて浮び上がってきた。夫の弟は私達から2000元を借りているのに、ぐずぐずして返さないので、まったく信用できない。私はせっかちになって、2、3日毎に舅、姑にこのことを訴えて、結局、舅と姑を怒らせてしまった。私達はお金を返してもらえないのに、舅と姑は依然として弟一家をかばうのである。私はもう我慢できなかった。以前受けたつらい思いをすべて思い出して、闘争心、利益心、嫉妬心、怨みなどの執着心が全部でてきて、心性が常人のところに落ちてしまった。三つのことを行うどころか、心中極めて大きなつらさと不公平を感じ、至る所で同修に苦痛を訴えた。

 常人の心で理性を失い、自分を真に修煉する弟子とみなすことができなくなり、修煉者としてのあるべき姿をなくして、主人との間も矛盾が大きくなった。「心性の高さは、功の高さ」(『転法輪』)で、心性が落ちたために体の上にも不調が現れた。目に「雲」のような白いものが出て、主人にこのことを見られたら笑いものにされると恐れた。「嫉妬心をなくさなければ、人の修煉した一切の心が脆弱なものとなるのです」(『転法輪』)。まさにこの通りだ。ふだん何事もない時は、三つの事をすべてやっているので、自分が悪くないと思っているが、心が痛むほどの執着心に直面する時、すべてが一撃にも堪えられないのだ!

 他に解決の方法がなく、法をよく学び、また同修と交流して、明慧ネットの文章を読むことを通じて、私の心はやっと平穏になった。再び修煉者としての状態に戻り、それらのことを考えなくなった。「今日、わたしは煉功者に向かってお話をしているのですが、あなたはけっしてこのように間違った考えに固執して悟らないようではいけませんし、あなたが達成しようと思う目的はさらなる高い次元へと修煉するところにあるのですから、嫉妬心は必ずや、なくさなければならないのです。だからこそ、われわれはそうしたことを単独に取り上げたわけです」。(『転法輪』・嫉妬心)

 私と同じように、まだ嫉妬心を抱えている同修たちは、早くこの執着を放下して、師父が按排してくださった三つのことをしっかり行いましょう。これこそ私たちがやるべきことなのです。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/2/15/120740.html