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シドニー大学:法輪功の迫害反対の動議案を採択

 【明慧ネット2006年2月22日】オーストラリアのシドニー大学(University of Sydney)の第78期学生会は、2006年2月15日に、本年度第1回の学生会議を召集した。会議上、法輪功学習者の学生代表が提出した法輪功修煉者の自由を支持し、中共の法輪功への迫害を厳しく非難する動議案が採択された。 

 シドニー大学の法輪功学習者は、去年、真相を伝えることを通じ学生会の支持を得て、第78期の学生会に参加し学生代表になった。学習者は動議案の内容を読み上げた後、学生代表達は次から次へと質問し、学習者に真相をはっきりと説明するのに更に多くの機会を与えた。学生は法輪功とは何か、中国で6年余り続いている残酷な迫害、中国共産党がその迫害をオーストラリアへ輸出し、中共の大使館や領事館、スパイ、海外の中国学生会などを利用して、海外の法輪功学習者と大学の法輪功社会団体をかき乱していることに言及した。また、オーストラリア外相のダウナー氏が中共の脅しと利益の誘いを受け、過去3年余りずっとオーストラリアの法輪功学習者が中国大使館の前で平和的に抗議する行為を制限する証明書を発行していた事実も伝えた。

 ある学生代表は、どうしてこの法輪功が中国で迫害をうけるのかを尋ねた。学習者は、実は中国共産党は1949年に中国で政権を奪い取って以来、中国の民衆を迫害しなかったことがなく、これまで毎回の政治運動の中で系統的に異なった階層の中国人民を迫害していたと彼女に答えた。学生代表は引き続き、どうして中国共産党は6年たってもまだこの迫害を停止しないのかと尋ね、学習者は、中国共産党は迫害の中で騎虎の勢いになり、もし迫害を停止すれば自分の過ちを認めることになるが、中国共産党の独裁の本質は過ちを認めないのだと彼女に教えた。

 ある学生代表は「あなた達はどのように迫害の情報を知ったのか」と質問した。学習者は、多くの情報はすでにオーストラリアのメディアに広範に報道され、国際人権組織と国連からの事実の確認を得ていると答えた。この時もう一人の学生代表は、かつて天安門広場である年寄りの女性が法輪功のビラを配ったため警官に逮捕されたのを目撃して、中共の警官が使用する残虐な拷問の刑具を目のあたりに見たと言った。 

 学生会の主席ニック・ウッド(Nick Wood)さんは、これは人権を支持し、迫害に反対する動議案なので、大多数の学生が支持することを信じると厳しく言った。投票を通じ、動議案は通ることになった。

 その場にいたたくさんの学生代表はこの動議案がとても重要だとわかった。唯一の反対票を投じた学生代表は会議の後、積極的に法輪功学習者に真相を尋ね、そして以前いくつかの法輪功に関する(中共からの)デマと誹謗を聞いていて、もし会議の前に真相が分かったなら、自分の態度は異なったはずだと述べた。

 西シドニー大学(University of Western Sydney)とシドニー科学技術大学(University of Technology Sydney)の学生会は、しばらく前にすでに同じ決議案を通した。


(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/2/22/121371.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/2/23/70224.html