日本明慧


正念によって神威が現れた

 文/四川省の法輪功学習者

 【明慧ネット2006年2月25日】2005年9月8日は、私のおじさんの誕生日なので、私はおじさんを見舞って、ついでに真相を伝えようと思った。おじさんの家族全員は頑固で何も信じない。私はおじさんの家へ行く前に、おじさんの家の他の空間にあるすべての黒い手、卑しい鬼や共産党の邪霊を一掃するために正念を発した。

 おじさんのお宅で昼食をした際、兄たちは皆お互いにお酒を勧めあい、一番上の義弟が最もたくさん酒を飲んだ。夕食を待っていたとき、誰かが外から部屋に入ってきて、「大双(一番上の義弟)が大変だ。早く見に行ってよ!」と叫んだ。私たちは急いで見に行ったが、皆義弟の様子を見て、驚いて叫んだ。義弟はそのとき、ベッドに横たわっており、片手で自分の胸を掴み、刀を磨くときのような音を出して、歯を食いしばっていたが、片手で誰かを掴むと、「俺はもう我慢できない。つらくてたまらないよ。心臓が猫に掴まれているようで、姉さん、兄さん、お父さん、お母さん、ごめんなさい。俺は先に行っているよ」と言った。義弟の母親はこれを聞いて、泣き声で「瀉血しよう、塩水を口に注ごう」と叫んだ。結局、皆は急いでしたが、瀉血もできず、大双の足の指が刺されてぼろぼろになって、初めてわずかな黒い血を出し、またお碗に何杯もの塩水を口に注いだが、何の役にも立たなかった。

 そのとき、私は大双に「私の話が聞こえるか?」と聞くと、大双はちょっと頷いた。私は「早く法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいと言って」と大双に言ったが、声を出せず、歯を強く食いしばっており、私はこの極めて異常な状況を見て、非常に心配していた。もし、彼を止めなければ、彼の歯は全部壊れてしまうと思った。そのとき、私は「弟子の正念が強ければ、師は回天力がある」(『洪吟』[二])という師父の詩を思い出した。私はすぐ心を沈めて、おじさんの家にあるすべての邪悪な卑しい鬼を一掃し、他の空間にあるあらゆる共産党の邪霊と邪悪な要素をすべて取り除こう、と正念を発した。

 数分も経たないうちに奇跡が現れた。大双はもう歯を食いしばっておらず、落ち着いた様子であった。そのとき、私は心の中で黙々と師父の加持に感謝し、そして大双に「もう大丈夫だ」と言った。部屋に居合わせていた多くの人々は驚き呆然としていた。彼らは大法の威力を自ら見た。その後、私は彼らに真相を伝えたが、皆信じた。共産党員だった私の二番目の義兄は、私が説いた悪党が没落していく事情を聞いた後、何も言わずに脱党の意思を表した。

 私はこのことに対して大いに心を揺り動かされ、今後いかに難しくても、私はしっかりと師父に従い、しっかりと大法に従っていこうと心中密かに決心した。

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2006/2/25/121599.html