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カナダ・オンタリオ州:差別事件は、中共の海外への迫害を暴いた(写真)

 【明慧ネット2006年1月29日】(明慧記者、英梓の報道)カナダ、オンタリオ州の人権法廷は2006年1月18日に、オタワの「老年会」(Ottawa Chinese Senior Association)が法輪功学習者の会員資格を取り消した事件は差別行為であるという判決を下した。カナダ法輪大法学会は27日、国会前で記者会見を開き、この判決を称賛した。法輪大法学会は、今回の差別事件は中共の海外での系統的な迫害を暴き、世論の浸透の重大性と広範性を掲示したと認識している。

 

黄代明さん(左)とカナダ法輪大法学会主席の席李迅さん(右)が記者会見席で
カナダ法輪大法学会スポークスマンの周立敏さんの発言

 法輪大法学会は声明の中で、人権法廷は法輪功を信仰として保護し、今回の事件の厳重性を認識し、黄代明女史の権利と法輪功学習者が持つべき平等な対応と被差別を確保したと述べた。事実上、法廷は、これらの差別行為は人を友好的ではない雰囲気の中で暴露して苦情を訴えさせ、その社会的地位が損害を受け、自分の文化コミュニティー内で孤立してしまい、その尊厳は侮辱を受けると確認した。

 法輪大法学会のスポークスマンの周立敏女史は記者会見で、「黄代明差別事件」は決して孤立した事件ではなく、さらに深刻で広範な迫害が元になって起こったと述べた。

 彼女は声明の中で、過去の6年間で世界各地の中国大使館、領事館はずっと中共の「610」(ゲシュタポのような組織)の「法輪功を根絶やしにする」命令を実行し続け、共産党を慕う華人団体を利用して絶えず華人コミュニティーで反法輪功の署名などの悪意な扇動活動を行ってきたと述べた。

 彼女はまた、中共は絶えずその政権統治下で残酷な体刑を行い、憎しみを増大させる宣伝と洗脳などにより法輪功を迫害し、同時に迫害を、カナダを含む国際社会まで広げようとしていて、黄女史を含むカナダ人すべてが迫害の対象になっていると述べた。

 声明ではさらに、中共は法輪功の迫害をカナダまで広めるために、さらに広範で悪質な方法を用いており、メディアを通して長期にわたってある決まった考え方の形態を浸透させ、海外の中国大使館、領事館はカナダ人とカナダの華人に対するコントロールをいっそう強めていると述べました。

 73歳の黄代明女史は記者会見で、「老年会」から差別と傷害を受けた経歴を話した。彼女は、「法輪大法は私に第二の生命をくれました。この四年間、私は真善忍に対する信念、そして公正に対する正念で各種の困難を乗り越えて今回の裁判を終わらせました。私は終始、正義は必ず悪に勝つと信じてきました」と述べた。彼女はまた、海外の華人コミュニティーに、真相を理解し、うそを拒絶し、中共の海外で憎しみを扇動する道具と犠牲にならないようにと忠告した。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/1/29/119687.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/1/31/69481.html