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北京の法輪功学習者・韓素梅さんは、8回も不法に拘禁された

 【明慧ネット2006年2月27日】北京豊台区の法輪功学習者・韓素梅さんは、私と労働教養所で一緒に迫害を受けた仲間である。明慧ネットで彼女が捕まえられたことを読んだ私の目には、皆が認める良妻賢母であり、勤め先では献身的に働いていた笑顔溢れる彼女の顔が浮かび上がった。そんな彼女がまたもや留置場に不法に拘禁されたが今回で8回目になる。 

 韓素梅さん(50余歳)は、かつて私に大法を得た経歴を語ってくれたことがある。彼女は以前食糧関係の仕事に従事していた。彼女は誠実で、仕事上怠けることなく、いつも苦労をいとわず、とても重いものを運んだ。長い歳月の中で身体の疲労が重なり、中年になって多くの疾病を患った。彼女は西洋医学、中国医学ともに試し尽くしたが効き目がなく、お金ばかり費やした。そんな中で、彼女は法輪功に出会い、修煉を始めて忽ち身体の病気は消え去った。彼女は師父が命を救ってくれた恩に深く感謝し、「真善忍」の大法への信仰を固めた。 

 しかし中国共産党の法輪功への迫害が始まってから、韓さんは常に警察に邪魔された。2002年初めごろ彼女は再び不法に連行された。その時家族は我慢できず留置場の警官に憤激して「罪のない善良な人をいつまで苦しめる気か」と叱りつけた。警官らは問い詰められて返答に窮したが、釈放するどころか、かえって彼女を不法に1年半も労教させた。 

 彼女は北京女子労働教養所4大隊4班に拘禁された。労働教養所での生活はとても苦しかったが、彼女はいつも親切でやさしい笑顔でみんなを手伝い、みんなと姉妹のように付き合ったので、皆は彼女のことが好きで彼女を尊敬した。

 2003年北京にSARSが流行した時、労働教養所は韓さんなどを家に戻さざるを得なかった。家に戻った彼女は依然として「真善忍」に基づいて、全身全霊で家族のことを配慮し、彼女のことを心配して心身ともに苦しみ悩んだ家族の苦痛を癒した。同時に彼女は娘の商売を手伝って生活を助けた。 

 しかし、そんな日々も長続きしなかった、韓さんはまたもや不法に連行された。このようにきりがない善良な人への迫害は、「極悪非道」という言葉で形容するしかないだろう!

 中国共産党が一日でも存在し、法輪功への残酷な迫害が継続する以上、中国で、韓さんのような善良な人の権益は永遠に保障されない。今社会の一人一人はこの現代文明社会で発生した迫害に関心を寄せる責任があり、この迫害を停止させるために道義上の責任を果たすべきである。これは社会のすべての人々自身の生存環境の公正を守ることにもなる。直ちに、勤勉、善良、楽観的で、強靱な北京の法輪功学習者・韓素梅さんを釈放することを要求する!


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/2/27/121706.html