日本明慧


北京の法輪功学習者数人が近日中に迫害される状況について

 【明慧ネット2006年3月1日】先月24日午後7時ごろ、北京市に在住する法輪功学習者・中凱さんは、会社から帰る途中に区内に身を隠していたスパイに拉致された。現在、西城区の610オフィスに監禁されているという。また、最近は海淀区のある資料製作所が破壊され、法輪功学習者4人が不法に逮捕された。

 北京市大興区安定鎮沙台子村に住む皮占陸さん、劉占翠さん夫婦は、先月22日午後7時ごろ、自宅で警官によって不法に拉致された。家族によると、夫婦二人は同じ村に住む共産党書記および区域の610オフィスの警官によって不法に逮捕され、また、大法の書籍、明慧週刊およびその他資料を不法に没収した。夫婦二人は、いまだ行方不明のままである。

 かつて北京市朝陽区高家園小区で煉功していた楊世利さんは、先月18日に真相を伝えていた際、警官に不法に逮捕された。いまだ行方不明のままである。

 先月12日の夜、海淀区に住む法輪功学習者・エン慧琴さんは、海淀区北宮門で警官に不法に逮捕され、そのまま青竜派出所で不法に尋問された。翌日、警察はエンさんの自宅で不法な家宅捜査を行い、数万元にのぼる機械設備およびほかの物品を不法に没収した。情報によると、エンさんはすでに海淀清河留置所に拘禁され、迫害を受けたため、重病にかかったという。

 中国スペースシャトル技術研究所の一部の法輪功学習者は、宇宙開発部711病院で真相を伝えた際、ナースに通報された後、不法に逮捕された。情報によると、最近では当該地域および宇宙開発部が通報人に2000元の現金を与えるという賞金を通して、住民らに法輪功学習者を通報するように仕向けた。そのため、当該ナースは2000元の賞金を手に入れた。

 北京市に住む法輪功学習者・王安琳さん(60歳女性)は、北京師範大学の退職した医者であり、何度も警官に不法に逮捕され、拘留され、何度も洗脳班で洗脳された。2001年冬、一年の労働教養処分を受けていた。2005年7月20日ごろ、再び警官に拉致され、不法に北京海淀留置所で監禁されていた。それ以降の状況については、全く不明となっている。

 このほか、数日前、海淀区の610オフィスは海淀区に住む法輪功学習者数人を逮捕したという。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/3/1/121866.html