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ドイツの経済協力・開発省:法輪功が受けている迫害へ関心を示す

 文/ドイツ法輪功学習者

【明慧ネット2006年3月3日】ドイツの新政府が昨年年末に政権をとってから、ドイツの法輪功学習者は、相次いで政府の各省と国会議員に、中国において法輪功が迫害されている状況を書簡で送った。経済協力・開発省大臣・Wieczorek-Zeul氏は秘書を通じて、2006年1月31日、法輪功学習者に次のように返信した。全文は次の通りである。

尊敬なる法輪功学習者様

 2006年1月19日、中国政府の法輪功学習者への人権侵害に関する書簡を送っていただき、大変感謝しています。ドイツ経済協力・開発省大臣・Wieczorek-Zeul氏は、この書簡を受け取りました。そして、私は返信を依頼されました。

 宗教と良心の自由への尊重は、平素から人権問題の中心の一つであり、そしてドイツの政治の基本的な主張でもあります。中共の法輪功に対する不当な措置及び最も基本的人権への侵害に関して、ドイツ政府はすでに承知しております。ドイツ外務省は、ホームページにおいて、法輪功への迫害を中国の内政の一部とすることに対して強く非難しました。二国間の会談において、ドイツ政府の代表は人権問題に関して、中国のリーダーと数回にわたって意見交換を行ない、そして人々に注目されているこの事例の解決方法を見つけるように努力しています。

 数年にわたって、ドイツは常に人権問題に関して中国と対話しています。2005年5月30日、ドイツ政府は二国間の会談において法輪功問題に触れましたが、同じように中国との人権問題に対話を確立している欧州連合の中でも、ドイツは中国の人権状況を改善するように力を注いでいます。

 尊敬なる法輪功学習者様、私はあなたに対して、次のことを保証します。ドイツ政府は、全力を尽くして基本的人権を守ります。それと同時に、Wieczorek-Zeul大臣個人として、いかなる挫折に遭っても、引き続き全世界が人権を尊重すべく努力していきます。

敬具

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/3/3/121996.html