日本明慧


心の中に真善忍があり、大法の太鼓とトランペットは天地を震撼させた

 【明慧ネット2006年3月1日】(明慧記者朱秀明の報道)「法輪大法は素晴らしい!法輪大法は素晴らしい!法輪大法は正法であり、佛光はあまねく照らす」と、人の心を震撼させる曲がロサンゼルスのチャイナタウン上空に響き渡りました。 世界各地からきた2千人を超える法輪功学習者と、脱党センター及び中国の人権問題に注目する各地からの多くの人たちが、2006年2月26日、ロサンゼルスチャイナタウンに集まり、反迫害と脱党を声援する盛大なパレードを行いました。パレードは200数人で構成された「天国楽団」が先頭に立ち、軍鼓の雄壮な太鼓の拍子に合わせながら、元気良くロサンゼルスチャイナタウン通りに入りました。通行人の一人は曲を聞いて「これらの曲はまるで空と大地を洗い流して一新させるようだ」と、表現しました。

 「天国楽団」は、創立して2カ月しか経っていない楽団です。200人の法輪功学習者は堂々と一斉に太鼓とトランペットを鳴らし、人々の心を震撼させ、神秘さを伝えました。多くの人々はそのわけを知りたがっていました。

太鼓 小太鼓
トランペット トロンボーン


 楽団員の中に様々な業種の人がいる

 国楽団の総指揮官の陳汝堂さんは名門の音楽家の家柄の出身です。陳先生は、「創立して2カ月余りの天国楽団には、現在200人ほどの団員がいます。主にニューヨークの法輪功学習者ですが、様々な業種の人がいます。テノール声楽家の関貴敏さん、ソプラノの姜敏さんと何人かの音楽愛好者たちがいます。しかし、一番多いのは音楽の基礎訓練がない人たちです。会社経営者、医者、画家、労働者、主婦、大学生などですが、小、中学生もいます。最高年齢は68歳、最小年齢は13歳です。

 陳汝堂さんは、「2カ月という短期間でこのような楽団が構成されたことは奇跡としか言いようがありません」と、話しました。ある種の強い力が音楽の心得が余りないこれらの法輪功学習者を「天国楽団」に構成し、また、短期間で公開出演ができるようにさせました。人々の心を震撼させる曲を演奏する時、陳汝堂さんは「天国楽団の団員は全員修煉者であり、自らに厳しく要求し、自ら進んで練習しました。その結果、普通の楽団より成長がとても速かったのです」と、紹介しました。

 もちろん、天国楽団は団員に対する要求がとても厳しいのです。通常は毎日自分で練習し、毎週末に集団練習を行いました。トロンボーンを吹く李百根さんは、みんなと一緒に訓練することが好きだと言いました。なぜなら、その時のエネルギー場はとても強いからです。そして、その他の学習者が真剣に練習しているのを見ると励まされ、共に切磋琢磨し、それによって向上も速くなるということでした

ブラス フランスラッパ
ハツ、ピッコロ クラリネット

 真善忍を伝え、邪を取り除き迫害に反対する

 太鼓を叩く宇欣さんは、新唐人テレビ局の番組の司会者です。彼女は、天国楽団の奇跡の一つの要因は、みなさんの「心」の力と反迫害の精神によるものだと言いました。みなさんは、曲の演奏を通じて真善忍のすばらしさを伝えたいと思っています。 
宇欣さんは、「中国共産党は国内で『殺しても罪に問わず、殺して自殺にする』という政策は、法輪功学習者たちに残酷な迫害を加えました。多くの学習者は迫害を受けて死にました。身元が確認されている死亡者は2800人を超えています。この楽団の団員の中には、かつて中国共産党の残虐な体刑を受けたことのある学習者もいて、親友が中国で迫害を受けている学習者もいます。彼らが楽団にやってきたことの最も主な理由は、より多くの人々に法輪功の真相を理解してもらうためです」と、紹介しました。

 法輪功学習者・李百根さんは、2年前に中国共産党から抜け出しアメリカにやってきました。彼は、楽団を創立するという形式を通じて、人々に法輪功のすばらしさ及び法輪功学習者の多芸多才の姿を表現できるので直ちに申し込んでトロンボーン手になったと、言います。

 李百根さんは、「トランペットを吹く時、すべての音符が私の心を表しています。法輪大法はすばらしいです。世界は真善忍を必要としており、天国楽団の音楽を耳にしたすべて人が法輪大法のすばらしさを感じることを期待します」と言いました。

 トロンボーン手の朱麗亜さんは、「修煉者が平和で穏やかなやり方で法を広め、大法のすばらしさを伝えられることを、とても光栄に思っています。学習者たちはすべて強い意志の力で多くの困難を克服し、このような文化芸術を通じて世間の人々に大法のすばらしさが伝わることを望んでいます」と、述べました。


サキソホン アルト・ホルン
低音ラッパ ホルン


 苦を楽として受け止め、地道に心性を修する

 天国楽団の多くの団員と同様に、李百根さんは3カ月前まで音楽と無関係でした。いままで一度もどんな楽器にも触れたことがありません。 李百根さんは「最初、トロンボーンを手にした時、どうしたらよいか知りませんでした。音譜もわからず、リズム感もよくなく、拍子に追いつかず、時には音を吹きだせず、吹き出したとして音がずれてとても焦っていました。焦るほどうまく吹けませんでした。しかし、世間の人々に真相を伝えるためには、いくら難しくても練習しないといけないと決めました」と、当時の気持ちを語りました。

 彼は毎日何時間も練習しました。双唇をトロンボーンの口に合わせて力を入れなければならず、何日も経たないうちに唇が破けました。酷いときは、練習し終えると唇はすべてトロンボーンの吹き口のところにくっついて、双唇には唾が流れるといいます。しかし、このようであっても、彼は一日も休まず練習を続けました。

 トランペットを吹く何人かの若者がいますが、例えばジョンと冉さんはコンピュータ技師で仕事が忙しくても、まだその他のボランティア活動を引き受けました。短期間に演奏ができるようにするために彼らは毎日トランペットを身に付けて、時間さえあれば練習しました。運転する時も歩いている時も息の出し入れを練習しました。ジョンは、「昼間は時間がないので練習ができず夜中に家に帰ってから隣近所に迷惑にならないようにと貯蔵室に隠れて練習しました。最初の何週間の間は、口が腫れたり、特に高音を練習する時、頭の激しい痛みがありましたが、私たちは修煉者の強靱な意志で、毎日懸命に練習しました。毎日自分が向上していると感じました。上手く曲を吹けた時は自分でもとても嬉しかったです」と、紹介しました。 

 ジョンは、アメリカで育ち小さい時から苦労をしませんでした。1時間座禅しても足が痛くなく楽でしたが、今回のトランペットの練習は大変な挑戦にぶつかりました。この過程はまさしく意志を練磨する機会であり心性を高めるチャンスであったと述べました。


熱心な観衆

 心が落ち着くと自然と超レベルが発揮できる

 楽団の演奏も中国共産党の邪霊の本質と法輪功に対する中傷及び迫害を暴露することであり、また参加者一人ひとりの個人の修煉にもつながりました。ピッコロ手の趙欣さんはこれらについて体験を話しました。「笛で音を出せない時はとても焦っていました。焦るほど音を出すことができず、またずれたりしました。私は先生の『昔の人たちは何かの事をする時、まず、息を整え、心を静めてから着手する』という教えを思い出しました。修煉者は心の安定と定力を求めなければなりません。心を落ち着かせなければならないと思って私は『転法輪』を読みました。段々と心が落ち着き、再び吹くと、とても良くできました。余り苦労も感じることなく曲を出すことができました。笛を吹くのも修煉でした」と、感想を述べました。

 「天国楽団」の団長で法輪功学習者のテノール歌手の関貴敏さんは、「私たちの楽団はすでに2度に亘りニューヨークのコミュニティパレードに参加しました。観衆から熱烈な反応を受けました。海外にこれだけ大きい規模の楽団はありません。法輪功学習者たちの楽団の出演を見て人々は拍手をし、多くの人は夢中になって観賞しました」と、紹介しました。

 チャイナタウン近くの大陸からの住民は「勢いがすさまじく、その影響は遠くまで響くでしょう」と、ロサンゼルスのチャイナタウンでの天国楽団の出演を高く評価しました。彼は、「腰に太鼓を結んだチームを見た時、心が震撼しました。パレードの中で横断幕やスローガンを打ち出していたので、まさしく驚天動地でした。共産党は表面上一見強そうに見えますが実は、非常に恐れていると思います」と、述べました。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/3/1/121868.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/3/2/70449.html