日本明慧

 

2006年米国西部法会での体験談:師父の済度に感謝
   

 文/サンディエゴ大法弟子

 【2006年3月7日】2005年の春、私は法輪大法の修煉者になりました。その日から、私の健康状況は完全に変わりました。その後の二カ月間、身体のエネルギーが大いに増加したことを実感しました。消化器官の病気など長年の持病はすっかり治り、虚弱な私は元気いっぱいになりました。長年健康が原因でやれなかったことをまた行なえるようになりました。

 しかし、私は病気治療のために法輪大法を学びにきたのではなく、本当の大法修煉者になり、苦しみから抜け出し、返本帰真したいのです。20年前から私は人生の真諦を探し求めており、人類の解明されない謎に大変興味をもっており、自分で座禅をしています。初めて『転法輪』を読んだとき、これが長年探していたものだと直感しました。李洪志先生がおっしゃっている心性の向上と心性の基準は修煉の根本についていると感じました。私は『転法輪』の中に、長年、分からなかった問題の答えを見つけました。なぜ私がこの世に来ているのに、天国に残っている人がいるのかも分かりました。私たちは利己的になり、悪くなったから落ちてきたのであって、今は利己心と執着を取りのぞき、業力を滅し、最終的に元に戻るように修煉しています。

 やっと大法と巡り合えて、喜ばずにはいられませんでした。私はすぐ毎日、法の勉強と煉功を始め、サンディエゴの学習者と一緒に世の人々に真相を伝えています。師父のすべての著作と新しい経文を読んでから、大法が被っている迫害についてさらに深く理解することができました。

 法を得る前に、私はかつて佛家、道家とキリスト教および超自然的な現象に関する本を読んだことがあり、宇宙の原理についていくらかの認識を得ていました。しかし、私のこの認識は完全なものではありません。宇宙の中に公平かつ正義の真理が存在しており、いかなることをしてもそれに相応する見返りを得ると私は認識しました。つまり、善悪応報ということです。また、人間の念あるいは強い情緒が物事に影響すると認識しました。ですから、私は穏やかな心境を保つよう努力し、生活の中で必要なことだけに関心を持っています。いかなる良くないことにも接触せず、言及しないようにしていました。初めて法輪功が中国で迫害されているのを聞いて、どのように対処すればいいのかが分かりませんでした。私は関わりたくなく、このことに対して強く反応もしたくはありませんでした。彼らに業力があるから迫害されているのであって、私は彼らを助けることができません。私はこのことと関わりを持つことに恐れを感じています。憤りを感じれば、よくないものを招いてしまうと思っているからです。

 しかし、『転法輪』を読んだ後、大法弟子は修煉者であり、大法弟子に対する迫害は普通の人の業力による応報とは違うことを認識しました。師父は『転法輪』の中で、「その人がひとたび修煉しようと思うと、佛性が現れてきた、と考えられるのです。この一念こそ、最も貴重なものです。なぜなら、その人が返本帰真したいと思い、常人という次元の中から抜け出したい、と思っているからです。皆さんは、『佛性がひとたび現れると、十方世界を震わす』という言葉を、佛教の中で耳にしたことがあるかも知れません。誰が目にしても、その人を手助けしようとして、無条件にその人を手助けするのです」と説かれました。

 大法弟子の身に起きたことは尋常なことではなく、私は手をこまねいてはいけないと認識しました。私は全力を尽くしてこの迫害を止めさせるべきです。『転法輪』と迫害の真相資料を読んで、私たちは今、全世界の人が長く待ち望んでいる歴史的な時期におり、つまり佛教が言っている「末法時期」であり、多くの預言の中で言われている「最後の正邪の戦い」なのです。7年間の間に1億の人が法を得ることと、残酷な迫害を知った後、歴史上の各種の預言が実現されるときがやってきたと感じました。

 いつも家族と友人に法を広めたいのですが、思っているほど簡単なことではありません。西洋人は苦しみに耐えなければならないと聞くだけで、去ってしまいます。わずかな苦痛でさえ、経験したくないのです。精神修行によって気持ちがよくなることを強く求め、音楽のある修行や座禅を取り入れた精神修行に興味をもち、そこから気持ちよくなる部分だけを採っているのです。

 師父は中国にさまざまな気功があり、多くの気功師がいるとおっしゃいました。西洋にも各種の団体と人がいて、彼らが悟ったものを伝授しています。彼らには聞こえの良いものがありますが、心性に対する厳しい要求はありません。そのため、自分を高め、返本帰真することができません。彼らは自らを済度することもできず、まして他の人の業力を消すなどなおさら不可能なことです。

 毎日、迫害の資料を読んでいるとき、自分の気持ちを制御できなくなると感じるとき、試練にあっているとき、できるだけ師父の法を読んで冷静さを取り戻しています。『転法輪』の中で、師父は「羅漢のあの次元に達しますと、どのようなことに遭遇しても心にかけませんし、常人の中のどのようなことでもまったく気にとめないで、いつでもにこにこと笑っていて、どれほど大きな損をしても、にこにことして平然と笑っているのです」と説かれています。

 私は今回、初めて法会に参加しました。師父に対する最も深い感謝を表したいと思います。師父の済度に感謝し、学習者からいただいた励みにも感謝したいと思います。

 ありがとうございます。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/3/7/122246.html