日本明慧


蘇家屯収容所 血に満ちた黒幕

 【明慧ネット2006年3月10日】(明慧記者総合報道)中国は国際臓器売買の最大の取引場所である。最近国際人体臓器を販売する地下組織や一部の個人病院が中国沈陽の蘇家屯に注目している。蘇家屯の収容所の中に、すでに6000人の東北など地方から秘密に送り込まれた法輪功学習者が監禁されている。一部の医者がそこで臓器摘出手術を集中的に行い、所内に死体焼却炉を設け、法輪功学習者の死体の臓器を摘出後すぐに焼却している。

 人体臓器を取得するマーケットがだんだん少なくなったため、人体臓器の価格の高騰および待ち時間の長期間を招いている。中国共産党の法輪功弾圧の専門特務機関「610オフィス」は中国全土に「法輪功学習者を殺しても自殺として処理する」と内部命令を下し、さらに「肉体上消滅、経済上つぶし、名誉上汚す」の政策を遂行したため、虐待され死亡した法輪功学習者の臓器が中国臓器売買マーケットの重要な安い供給源になった。

*中国共産党解体直前、計画的に口封じを開始

 情報によると、各地から秘密裏に蘇家屯収容所に移された法輪功学習者は、ほとんど長年不法に監禁され、「転向」せず、中国共産党に自分を売らない学習者である。長年の不法監禁の中で、それらの学習者が自ら体験し、自分の目でみて、知りえた内情や識別できる迫害者はあまりにも多く、これら中国共産党の迫害犯を審判するためのもっとも有力な活き証人になっている。

 蘇家屯秘密収容所が暴露されてから2日間、情報通によると、これは中国共産党が解体直前、開始されたいろんな情報を知っている人に対する口封じの計画の重要な一歩であり、法輪功学習者が中国共産党の肉体絶滅行動の対象になった。報道によると、少なくとも6000人の堅定な法輪功学習者が東北、中国中部、さらにほかの地区から、蘇家屯収容所に集中した。中国共産党は殺人で口封じするだけでなく、その中から最後の血生臭い正規外の収入を得ようとしている!

 ある蘇家屯収容所で仕事しているスタッフが今の仕事量がどんどん多くなるので文句を言った。それは当局がどんどん法輪功学習者をそこに移したからで、監獄ははるかに超満員状態で、その密集度は想像を超え、「人が住む場所ではなく」、「見ていられない」ようである。 *収容所内の死体焼却炉が徐々に白い煙を出している

 沈陽の蘇家屯収容所は隠れた場所にあり、回りは樹木で遮られている。ある目撃者によると「現在沈陽の一部の道路が封鎖され、車の通過を禁止されている。路上に障害物があり、蘇家屯にいく道路には障害物が設けられている。一般の車は近づくことができない。懐疑されたくないので、我々は当時ある炭を運ぶ車で収容所に接近し、収容所内のレンガでできた死体焼却炉から徐々に白い煙が出ているのを目撃した。周りに人がおらず、恐ろしい雰囲気だった。その地方の人によると、毎回ここを通るとき、いつも白い煙をみた」という。

 目撃者によると、その地方の人は口封じを恐れているため、そこに行きたがらない。

*臓器摘出に参加した医者と取引者がだまされた

 情報によると、法輪功学習者の臓器の売買に参加した商人と医者が、摘出された法輪功学習者の臓器は「煉功で間違って死亡」あるいは「煉功して人を殺して、当局で死刑にされた犯人」といわれた。したがって臓器摘出に参加した医者や売買に関与した商人は問題ないと思い込み、道徳や良心の譴責がなかったという。

 蘇家屯収容所から販売された臓器は価格が安く、国際臓器売買代理人がいろんな方法を使って蘇家屯に接触し、臓器を買いにくる。一部の海外華人が沈陽の親戚に連絡し、蘇家屯で安い「腎臓」を買いたいと希望している。

 情報によると、沈陽の一部の個人病院と衛生系統の人はみな蘇家屯法輪功収容所経由で健康な人体臓器が買えることを知っている。目撃者によると、その地方の人は蘇家屯のこととなると非常に警戒して、一般の人はそのことに口出しはしない。

*死亡した法輪功学習者の臓器が「行方不明」

 過去数年間明慧ネットで発表した大陸報道の中で、人々はよくある現象を見た。「一部の迫害より死亡した法輪功修煉者の体に、来歴不明の血穴や傷口、一部の死体は家族の同意なしで解剖され、一部の死亡者の体内臓器が摘出されていた」。大陸の法輪功学習者の暴露によると、広州白雲区麻薬中毒回復所の医者は公然と法輪功学習者に暴行する用心棒に、「腰を殴るな、腎臓が使える」と指示している。

 ハルピンの法輪功学習者・任鵬武さん(33歳男性)は2001年2月16日、天安門焼身自殺の真相資料を配ったため逮捕され、呼蘭県第2看守所に監禁され、5日後の2月21日朝死亡した。警察は家族の同意を求めず、法律鑑定の名義を借り、任さんの体から喉から陰部までのすべての臓器を摘出して火葬を強行した。

 河北省石家荘の左志剛さん(33歳男性)は、元石家荘中山路のあるIT会社に勤めていた。2001年5月30日、公安や610オフィス人員に会社から石家荘橋西区公安分局に不法に連行され、酷刑をうけ、その日死亡した。死体のいたるところに傷があり、腰の後ろに2つ四方形の大きな穴があった。

 広州のハオ潤娟さん(女性)は、逮捕される前には非常に健康だった。広州白雲看守所の警察で22日間の残酷な迫害をうけ死亡した。家族がまったく知らない状況で、死体が解剖された。家族が通知をうけ死体を判別しにいったとき、死体があまりひどかったため、まだ血痕が残っていた。死体があまりにも生前のハオさんと似ていないため、2回識別して、家族はそれがハオさんの死体ではないと判断した。最後に2歳の息子を連れて検査し、最後にまったく変わり果てた死体はハオさんだったことを証明された。

 福州市の楊瑞玉さん(女性)は、元福州市台江区不動産局職員だった。2001年7月19日職場から公安に不法に連行され、3日後迫害より死亡した。死体がパトカーで運ばれ、火葬場に入ってすぐ火葬され、楊さんの夫と娘は死体に近づくことができなかった。目撃者によると、楊さんの死体の腰に拳ほどの穴があった。

 福建省寧徳市の孫瑞健さん(29歳男性)は、2000年11月北京に上申にでかけ北京の公安に拘束された。12月1日家族は孫さんが送還される途中で車からとび降りて死亡したと通告された。家族が死体をみたいと要求したが、公安が繰り返し拒否した。最後に孫さんの妻が死体をみたとき、死体はすでに解剖され、腹を裂かれ、死者の目が異様に突出していた。

 ある広州白雲区麻薬中毒回復所に監禁された男性によると、あるとき、彼は何人かの麻薬中毒者が一人の法輪功学習者を殴っているのを目撃した、そのとき、回復所のある医者に見られた。その医者が、「気をつけて、腰部分を殴らないでください。腎臓に用がある」と言った。彼は数回、回復所の医者が麻薬中毒者に、法輪功学習者を殴るとき、腹と腰と目を殴ってはいけないと注意したことを聞いた。

 その男性はさらに、彼と一緒に監禁された数人の北方なまりの青年男性法輪功学習者が連れ出されて戻ることがなかったのを目撃した。彼によると、それらの外地の法輪功学習者の家は広州になく、たとえ行方不明になったとしても、聞いてくる家族がいない。彼の観察によると、広州白雲区麻薬中毒回復所はよく麻薬中毒者に指示して、監禁されている外地の法輪功学習者に暴行させ、さらに臓器の完全な保持を要求した。

*中国共産党官員は回避し麻痺している

 蘇家屯収容所の黒幕が暴露されてから、マスコミ記者が沈陽市に電話して確認をとった。蘇家屯人民政府(+86-24-89812520)の返答はこうだ。「これは我々の管轄ではない、沈陽市政府に聞いてくれ」。沈陽市監獄管理分局(+86-24-88908324)も蘇家屯区政府(+86-24-89812709)も電話は鳴るが通じなかった。沈陽市司法局の返答は、「(これが真実だ)それでどうした? 法輪功は何ができる?」だった。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/1/25/119388.html