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フランス・ストラスブール:中国共産党の迫害を止めさせてください

【明慧ネット2006年2月4日】エルサレムから来たターニャ(Tanya)さん(57)は、フランスのストラスブールで2006年1月24・25日にわたって行われた欧州委員会が共産独裁体制譴責の決議案を採択する時、欧州委員会前で、「中国で迫害されている法輪功学習者を救援してください」と書いた横断幕を揚げました。ターニャさんは「私は中国で迫害されている法輪功学習者の家族、親友の気持ちを深く理解します」と言いました。ヨーロッパ各国から約60人の法輪功学習者が人々に中国の法輪功への迫害を暴露しました。

 

 ターニャさんは、「私の祖父と祖母はナチスの集団殺人によって迫害されて死にました。ユダヤ人ですから」と言いました。「私はロシアで成長しました、そこで40年も住みました。当時は教師を務め、共産理論を教えました。誰もそうしていて、ごく普通のことでした。当時の私は、共産主義はどんなに残酷で、人性のないことか、まだ分からなかったのです。大勢の子供を共産青年団に入るように勧めました。40年後、イスラエル共和国に移住することになって、そこで大紀元社説シリーズの『共産党についての九つの論評』を読みました。それでやっと共産主義の残酷さをよく知るようになりました」。

 現在ターニャさんは法輪功を修煉してもう6年です。彼女は癌が発見される前にイスラエルで物理教師をやっていました。癌の末期になって、医者まで希望を諦めた時に、ある看護婦から『轉法輪』を貰いました(法輪佛法大師である李洪志先生の著作です)。彼女は「あの看護婦さんは『轉法輪』を理解するのを手伝ってくださいました。私は次から次と李洪志先生すべての著作を読みました。一度もやめることはなかったのです」と言いました。手術を終わったばかりのときに、煉功するのにまだ少し難しく感じられましたが、彼女は耐えてきました。しばらく経ってから、彼女はやっとエルサレムのシティパークの煉功点で煉功するようになりました。

人々の注目を受けた標語

 「イスラエル共和国の法輪功学習者は大変素晴らしいです。彼らは団結していて、まるで皆で一人のようです」とターニャさんは興奮しながら言いました。「ものすごく大勢の学習者が中国の法輪功への迫害に積極的に抗議しています。当時はいろんな街で『真善忍美術展』を行いました。もっと多くの人にこの展覧会を知ってもらうために、毎回展覧会の前で私達はパレードをし、ビラをたくさん配りました。効果も大変よかったのです」。

 今回ターニャさんは自らストラスブールに来ました。共産独裁政権に反対する大変特別なチャンスです。ターニャさんは「中国での迫害は法輪功学習者に大きな苦痛を与えるだけではなく、彼らの家族や親友にも同じ痛みを与えています。たくさんの人々が影響されています。ただ独裁政権に屈服しない、無実な人たちが圧殺されながら生活する感じは私はよく理解できます。以前ロシアにいるときに私の周りにもよくありました。たくさんの人々は中国で大きな苦痛に耐えています。彼らは自分の信仰を堅く守るために共産政権によって労働教養所に送られ、拷問刑に苦しめられ、殺されました。ロシアで共産独裁政権により2千万の無実な命が死亡しました。中国の共産独裁政権を続けるために、もう八千万の無実の人々を殺しました。もう止めなくてはいけないので、私はここに来ました」と話しました。

拷問の実演

資料配り

集団煉功

 法輪功学習者が欧洲委員會前で行った活動は良い反響を得ました。ビルから出てきたたくさんの議員、来客と記者は、学習者たちと話し合い、素直に同情の意思を表し、欧洲委員會の共産独裁体制譴責の決議案を支持する願書に署名をしました。そして法輪功学習者に努力し続けるようと励ましました。大会の法輪功の代表と深く話し合って『共産党についての九つの論評』をもらった人もいました。『共産党についての九つの論評』を読んだ人も、まだ読む途中の人もいました。「これは本当に大変衝撃的な本です!」とある議員は話しました。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/2/4/120080.html