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社会各界、ホワイトハウス前で中共の暴行を譴責

                       ホワイトハウス前で、法輪功学習者の救出を呼びかける

 【明慧ネット2006年3月18日】米国ワシントンおよび周辺地区の法輪功学習者は3月16日午前7時より18日午前7時まで、ホワイトハウス前のラファイエット広場(Lafayette Square )で、48時間にわたる抗議活動を開始した。そして中共政権の蘇家屯集中収容所に監禁された数千人の法輪功学習者に対して行った大虐殺の罪を譴責し、米国および世界各国政府に対し、中共の殺人行為を制止するよう呼びかけた。16日夜8時からは、中共に虐殺された法輪功学習者の追悼集会も開かれた。

 

ユダヤ系アメリカ人のジェーソン・ディズボウ弁護士 ワシントン法輪功学習者ジェリデー・ペアマンさん ドイツ系アメリカ人トアルストン・トレイ医師

           会場で吹奏する関貴敏さん 道行く人は蘇家屯集中収容所の暴行に驚愕した様子だった

                                               呼びかけは夜まで続いた

 3月16日正午、法輪功学習者とワシントン各界の代表は広場で記者会見を開き、中共による残忍な国家犯罪を制止するよう米国と世界各国政府に対して呼びかけた。この地区はメディア、連邦政府機構、政府シンクタンクの事務所が集中しており、多くの人々が集会に訪れた。

 米社会各界が中共の暴行を譴責

 「中国ネット遊説」の執行主任マグァイア氏(D.J. McGuire)は、発言の中で「中共の蘇家屯集中収容所で行われている暴行に対して怒りを表している。しかし、驚愕していたが意外ではなかった。蘇家屯集中収容所は邪悪が集中している場所であり、命を軽視し、ナチスおよび旧ソ連と同様に人を惨殺したのち、遺体を火葬する方式をとっている。人間性を完全に失った中共政権に、然るべき制裁を下そう」と呼びかけた。

 ドイツ系アメリカ人の医者トレイ氏(Torsten Trey)は、「私は医者であり、人命を救うことが私の使命である。生きている健康な人の臓器を強制的に摘出することを知った時から、同事件に強い関心を寄せていた。すべての医療関係者は、中国での出所不明の臓器移植を排斥すべきだ。全世界の人々は法輪功学習者を集団虐殺する中共政権に対し、反対の声を上げよう」と呼びかけた。

 ユダヤ系アメリカ人・ディズボウ(Jason Dzubow)弁護士は、「中共の臓器摘出、大型秘密収容所などの残虐な裏事情を知ったとき、意外ではなかった。中共による法輪功学習者への集団虐殺は明らかな事実で、毎年米国国務省が公表する人権報告書には、千人近くの法輪功学習者の迫害事例が記録されている。法輪功の修練を放棄しないというだけで、罪のない人々が拷問を受け、虐殺されている。いまだに数万人に上る法輪功学習者が監禁されている」と語った。

 ディズボウ弁護士は、米国の法輪功学習者も中共政権から数々の嫌がらせを受けているため、被害者を代表して中共を告訴したと述べ、この案件は現在ワシントンDCの連邦裁判所で審理していると添えた。ディズボウ弁護士は発言の最後に、「中国で発生している悲劇の被害者をこれ以上増やしてはならない。米国政府と世界各国の政府は残虐な中共政権に対し、毅然としてノーと言うべきだ。ブッシュ大統領とライス国務長官は、来月中国の胡錦涛総書記と会談する際、米国は中共による大量虐殺と国家犯罪を容認できないと明確に告げるべきだ」と述べた。

 中共政権が一日でも長く延命するということは、多くの人が命を失うこと

 ニューヨーク州在住中国人・滕雪山氏は、「中国にいる友人の妻は法輪功学習者で、1年前に遼寧省の収容所に監禁されたが、家族との面会は一切禁止されている。今回遼寧省での臓器摘出の大型秘密収容所の事実が暴露された後、友人は妻の安否を非常に心配している」と語った。その友人は彼の妻や多くの法輪功学習者が中共に虐殺される前に、全世界の人々が救いの手を差し伸べ、中共政権の国家犯罪を制止することを願っていると述べたという。

 マグァイア氏は、大紀元グループの技術総監・李淵氏がアトランタの自宅で中共スパイの暴徒に襲撃され重傷を負い、ハードディスクや、パソコンが盗難された事件や、台湾、日本、欧州などの各国で大紀元事務所から機材が破壊され、重要情報が盗まれた事件を挙げ、中共による迫害の手は、国内だけでなく海外まで伸びていると警告した。

 発言の最後にマグァイア氏は、「中共政権が一日でも長く延命するということは、多くの人が命を失うことを意味する。我々は受身ではなく、行動を起こさなければならない。自由を中国国民に、安全を米国に、平和を世界に捧げるよう奮闘すべきだ」と檄を飛ばした。

 ワシントンDCの法輪大法学会のスポークスマン・陳君氏は、9百万人が脱党宣言した状況の中、中共はいまだ善良な国民に対する集団虐殺を止めず、存続の脅威を感じて必死になっていると発言した。
                
 悲劇が二度と繰り返されないことを望む

 ワシントンの法輪功学習者ペアマン氏は(Jared Pearman)は、「この近くでは、共産主義による全世界の被害者の記念碑が建てられる予定だ。我々の後ろには第二次世界大戦時の虐殺記念館がある。将来法輪功学習者のためにこのような記念館や、記念碑が建てられることは願っていない。悲劇が二度と繰返されないことを祈る」と語り、米国政府は中共政権の指導者に対し、臓器摘出の秘密刑務所をただちに中止することを要求し、国連と協力して、被害者を救出するよう呼びかけた。

 米国政府へ中共の暴行を制止するよう呼びかける

 ワシントンDC法輪大法学会は3月16日、ブッシュ大統領に嘆願書を提出した。その中で、学会は、1.ナチス収容所と同類である中共蘇家屯・秘密収容所を撤廃させる 2.駐米国の中国大使を召喚し、説明を求める。3.あらゆる適切な方法でこの大型秘密収容所の真相を調査し、公開する。4.中共政権に圧力をかけ、法輪功への集団迫害を中止させる。

 音楽で麻痺した人々を覚醒させる

 中国国内で活躍していた有名歌手・关贵敏氏は、「私がここに来たのは、人々に中共政権が行っている残忍極まる国家犯罪を暴露するため。中共は証拠を完全に隠滅しているが、証拠を消滅することは不可能であり、やったことには必ず証拠が残る。正義ある人々は必ず立ち上がり、この犯罪を暴露するはず。私はそう確信している。新たな情報提供者は、また必ず現れる。真相が全世界に明かされる日は必ず来る」と語った。周囲のことに関心を持たず、麻痺している人々に対し、「人類社会がこのような罪悪の存在を容認するのは、全人類にとって恥辱だ。人間である以上、大統領であろうが、庶民であろうが、この残虐な事件に目を向けるべきだ」と述べた。最後に关贵敏氏は「私の隣に座ってださい」という曲を演奏した。自分が奏でる音楽で、目覚めない人々を喚起することを願っているという。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/3/18/123142.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/3/19/70953.html