日本明慧


新年初めに、法輪功を支持する国際決議について

 文/国峰

【明慧ネット2006年2月5日】今年、旧暦の新旧年が交替しようとしていたとき、ヨーロッパとアメリカで同時に、法輪功を支持し、中共の罪悪を厳しく非難する議案と判決が行われ、各界の人士の注目を集めた。

 2006年1月31日、サンフランシスコ市議会は、「中共の法輪功に対する迫害を厳しく非難する」という決議案を可決した。決議では、中共の法輪功に対する迫害は「世界人権宣言」と「公民の権利と政治上の権利に関する国際公約」に違反しており、法輪功学習者はサンフランシスコ市では迫害を免れるべきで、サンフランシスコ市の相応する機関、警察、人権委員会は法輪功学習者の権利と安全を保護するべきだと合意した。  

 同じようなことはほかにもある。2月1日、ドイツのザクゼン州の、ドレスデン市の行政法院で「2002年4月11日に中共の元独裁者江××がドイツを訪問していたとき、ドイツ警察が法輪功学習者の証明書、記録の個人情報を取り調べ、その場を退去するように要求した行為は非法である」という判決が下された。原告の王女史は「ドイツ法廷のこの正しい判決はドイツ政府と警察に強いメッセージを発信した。それは、外の圧力に屈し、自己の原則を放棄してはならないということだ」と話した。

 この一週間前の1月25日、構成国46カ国からなるEUはフランスのストラスブールの全体会議で、共産党独裁集権罪を厳しく非難する決議を可決した。決議では「国際社会が共産体制の罪を厳しく非難する必要性」を討論した報告もある。報告では、共産統治は最初から大規模な人権侵害の性質があり、殺戮、収容所での大規模殺戮、飢餓、残酷な拷問刑、奴隷の仕事などの大規模な恐怖があった。政権の獲得と維持のため、共産党政権は個人や地域殺戮を行うだけでなく、犯罪をその統治機器として取り入れている。今日の最大規模の共産政権の犯罪は中国共産党の法輪功学習者に対する迫害で、この迫害は共産党政権の独裁集権による犯罪を厳しく非難する決議案の論拠を提供した。EUはこの決議を通して、新しい歴史、そして国際社会が共産党独裁政権を厳しく非難する出発点を築いた。これは中国人民に対する新年のプレゼントでもある。

 1999年7月20日に中共が全国家を投入して開始した法輪功の迫害を振り返ると、国民を騙し、真相を覆い隠すと同時に、中共は「名誉を汚し、経済的に崩し、肉体的に消滅させる」という政策で法輪功学習者を全面的に迫害し、今まで少なくとも2815名の法輪功学習者が迫害によって死に至り、50万から100万の学習者が不法に拘禁され、労働教養、洗脳を受け、500人以上が18年以上の判決を言い渡された。激しい怒りを覚える迫害の手段は謀殺、数百種類の残酷な拷問、強姦、精神的な迫害、経済的な迫害、精神を侵す注射を強制的にするなどなど。

 天ほど大きい嘘がどんなに悪辣でも、最終的には真相が伝わることは抑えられない。真相は人々の心を震撼させている。『共産党に対する九つの評論』が中国および世界で広まるにつれて、共産党政権の邪悪な本質に対する認識は、全世界の共通の認識になりつつある。

 2006年になって起きたこの三つの案件は、国際社会の正義の力がさらに強くなったことを示している。

 また、このことは全世界で良知が蘇り、善良を残酷に迫害する邪悪の勢力に抵抗するのに十分であることを示している。この三件の国際社会の支持議案と判決は正義の曙光であり、人類の正義の彰顕の時代はもはや遠くないことを告げ、血まみれの手の死刑執行人はついには罪を免れず、中共邪党が崩壊し、敗北する日は間近であると告げている。いくら夜が長くても、いつかは終わり、やがては黎明がおとずれるであろう。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/2/5/120140.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/2/26/70324.html