日本明慧


法輪功学習者・王守慧さん、劉博揚さん親子へ沈痛なる哀悼を捧げる

 文/大陸大法弟子

 【明慧ネット2006年3月15日】2005年10月下旬, 明慧ネットで30歳前後の男性法輪功学習者が緑園分局において6階から突き落とされ死亡し,姓名等の詳細は調査待ちという記事を見た。私はこの様な情報を見ても驚く以前に麻痺していた。というのは、一つは現段階において、中共邪党は絶えず太平の虚像を作り,表面ではまるで学習者をもう迫害していないように見せかけ,影では決して邪悪の手口を緩めていない。二つは中共邪党の学習者に対する迫害はどんな卑劣な手段も用いるのだ。

 その後の調査により,突き落とされて死亡したのは長春の学習者・劉博揚さんで,彼と母・王守慧さんは2005年10月28日午後4時20分に一人の学習者の家へ行く際,長春市寛城公安分局の警官に尾行されて不法に連行され、緑園分局へ連れて行かれ拷問された。劉博揚さんはその晩迫害によって死亡した。二週間足らずで,王守慧さんも迫害によって死亡したが,死んだ時は息子の死を知らなかった。

 これを知った時,私は涙が溢れた。この親子を私は良く知っており,彼等は数回に亘り不法な逮捕と非人道的な拷問に遭っている。

 記憶では2001年初め私はもう一人の同修と一緒に、釈放されたばかりの体は傷だらけで、骨しか残っていない王守慧さんを見舞いに行った。彼女の身体には数多くの電撃棒の電撃跡と鋭い器具によってつけられた傷跡があり,右眼には卵ほどの大きな紫のこぶがまだ消えていなかった。残酷な迫害と薄暗く湿気の多い環境に入れられ,衛生条件が悪いため,出て来た時,王守慧さんは疥癬にかかり,耐えられないほど痒かった。

 王守慧さんは私達に長春女子労働教養所(黑嘴子)での様々な遭遇について語ってくれた。邪悪な看守は様々な方法で王守慧さんに苦痛を与え(受刑者を使って彼女に苦痛を与えた),彼女の右眼の紫のこぶは受刑者によって看守の指示で殴られ出来たものだった。もう一つ,邪悪な看守は王守慧さんを双盤させ小さな机の上に縛りつけ,王守慧さんを10時間以上縛っていた。労働教養の人達が見かねて頼んで,やっと王守慧さんを解放した。

 2003年旧暦で年越し前夜,私は王守慧さんに会った。これは彼女が再び悪らつ警官に不法に逮捕され迫害された後,釈放されて間もない頃で,当時一人の同修が王守慧さんを空家に迎え傷の手当てをした。彼女は転んだ為,歩行も困難で,片足だけしか力が入らず,歩くには杖を使って跳ねるように歩くほかなく,体重は20から25キロぐらいで,痩せこけていた。疥癬が非常に痒く,身体の拷問あとの傷が痛く,寛骨と足の間の痛みも常に彼女を苦しめていた。

 王守慧さん一家は迫害によって家族バラバラにされ,一家団欒が出来ない。拷問及び精神的な苦痛も決してこの50過ぎの母親を押しつぶすことが出来ず,どんな苦難も彼女の堅持している信仰を動揺させなかった。彼女は毎日数時間しか寝ず,毎時間発正念し, 毎日たくさん学法した。同修に迷惑をかけない為に,彼女は自分の生活は自分でこなしている。彼女はやっと杖で歩行出来る様になると,スプレーを持って住宅へ行き 「法輪大法好」と書き,市場へ行っては真相のCDを配り,あらゆる方法を用いて真相を伝え,世の人々を醒めさせ救い済度した。彼女は不法に逮捕され、迫害され、死ぬ迄全く正常に歩行出来ず,足を引きずって歩いていた。

 王守慧さんの息子・劉博揚さんも何回も悪らつ警官に連行され苦痛を与えられ,不法に拘留されている時,やはり体中に疥癬が出来,非常に苦痛だった。2004年春,劉博揚さんは不法に拘留された時,拷問及び精神的な苦痛に遭った。

 一年余り顔を見ないうちに、母子二人は同時に殺害されて、まるで晴天の霹靂のように、全ての良知の心ある者を震撼させた。王守慧さん、劉博揚さん親子二人の死は,更に中共邪党の古今東西の邪悪の全てを表しており、同時に,これは中共邪党が滅亡に向かう前の死に物狂いの現れだ。

 多くの法輪功学習者が親子二人を追悼し迫害の真相を暴露した資料を貼ったり配ったりする時,皆我慢出来ずに涙を流した。中には修煉していない家族も悪らつ警官の暴行に対してかんかんに怒っており,あらゆる方法をもって犯罪を制止しようとしている。正に天も人も怒っている。

 親子二人は生前、危険を顧みずにあらゆる方法で真相を伝え,多くの人が目覚め救い済度された。母親・王守慧さんは何回も正念をもって邪悪な魔の手から逃れ,邪悪に妥協した事が無く,大いに邪悪を震え上がらせた。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/3/15/122901.html