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瀋陽市副市長がトロントで蘇家屯事件を質問される(写真)

 

法輪功学習者たちは会場の外で抗議する

【明慧ネットの2006年3月31日】(明慧記者葉霊輝が報道)中共の瀋陽市副市長の王英一行が2006年3月29日、カナダ・トロントでトロント専門人士協会が催した交流会に参加した際、記者に瀋陽蘇家屯収容所で生きている法輪功学習者から臓器を摘出して暴利を貪っている事件を質問された。王は正面きって回答はしなかったものの、否定もしなかった。会場の外では数十人の法輪功の学習者たちが中共政府の蘇家屯での暴行に抗議をし、道行く人々に真相資料を配った。

 会議の質問の時間に、一人の新唐人記者が王に「市長さんにお聞きしますが、今海外のメディアが瀋陽蘇家屯に一つの秘密収容所があり、そこにかつて6000人余りの法輪功の学習者を拘禁して、すでに4000人余りの人を生きたまま臓器を摘出して、その臓器は移植用に売り、残った死体は焼却して痕跡を消したと報道したが、あなたはこの事を知っていますか?」と聞いた。

 王英は記者に逆に「あなたは見ましたか?」と問い返した。

 記者は「現在すでに2人の証人がこのことを証言しました。1人は中国から逃げ出したベテランのジャーナリストで、彼は自分のたくさんの情報ルートを通してこのことを把握しており、もう1人の証人の女性は前夫が蘇家屯の血栓中心病院で生きている身から臓器を摘出した医者でした」と語った。

 王英は記者の話を断ち切り「私は信じない」と言った。記者はすぐに「それではあなたは国際社会の調査を受け入れますか?」と聞いた。

 この時、会議の司会者が新唐人記者のマイクを奪い取った。司会者は「私は司会者です、私達はここでこれらの問題を聞くことを許しません」と言った。そしてもう一人の会議の責任者が新唐人の記者を強制的に座らせ、再び質問するのを許さなかった。

 

王英(右1、メガネを掛けた白い顔)は問い詰めに口をつぐんで、慌ただしくエレベーターに入った。

 会議が終わった後に、記者は王英にどうして法輪功が中国で迫害を受けている問題を回避するのかと問い詰めたら、王英は口をつぐんで沈黙のまま、慌ただしくエレベーターに入った。

 会場の外で抗議する法輪功学習者たちは、ビルの外で王英と随行員に海外メディアが報道した蘇家屯事件の資料を手渡し、同時にマイクを通して彼らに蘇家屯で発生した暴行を暴き出した。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/3/31/124129.html