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長春市の法輪功学習者・王鵬さんは監獄で迫害され、家族が布団を持って来るのを禁じられた

  【明慧ネット2006年4月1日】2006年3月20日に王鵬さんなどの5、6人の法輪功学習者は吉林省四平石嶺監獄に送られ、そこで迫害を受けた。王鵬さんは残酷な迫害を受け、見る影もないほどやせており、身体が非常に脆弱した。不法に一年以上監禁されて、衣服が破れてもう着ることができない。また、監獄に敷き布団と掛け布団がなかったため、3月21日に王鵬さんが電話で家族に敷き布団と掛け布団を持ってくるように頼んだ。家族が一日かけて敷き布団と掛け布団を監獄に持ってきた。最初面会を許されず、一時間後にようやく面会を許された。

 家族は一年ぶりに、迫害されて見る影もない王鵬さんを見た。彼の身体は非常に脆弱とし、声も小さかった。面会の窓口は専ら法輪功学習者に設けられたもので、しかも電話は監獄側に弄られ、相手の声をほとんど聞きこえなかった。なぜはっきりと聞こえないのかと看守に聞いてもいつもこんなもんだといわれた。仕方なく、王鵬さんと家族が大声でしゃべるしかなかった。面会が終わった後、家族の持ってきた敷き布団と掛け布団を王鵬さんに渡すのを禁じられた。看守は「法輪功学習者には敷き布団と掛け布団など送ってはいけない」と言った。家族は「さっき送っていいと言ったのに、どうして今だめですか?じゃ、王鵬は何を使うの?」と看守に聞いたが、「それはわれわれと関係ないから」と答えた。

 不法に監禁された王鵬さんに何もなかった。看守所に不法に監禁されていた一年間にあらゆるものは使えないほどぼろぼろだった。この一年間、いかなる物品の持ち込みも禁じられていた。持ってきた敷き布団と掛け布団を渡すことも許されなかった。王鵬さんが如何にして中国北部の寒い日々を送っていたのかは知らなかった。ひとつわかることは看守所や監獄側がいかなる面においても法輪功学習者を迫害しているのである。

 家族は持ってきた敷き布団と掛け布団を渡せなかった情況の下で、監獄の売店(敷き布団と掛け布団がなかった)で王鵬に生活用品を買ってあげたいと要求を提出した。看守が売店の警察にちょっと耳打ちをした。家族がものを買うときに売店の警察に手を変え品を変え難題を吹っかけられ、結局、家族が数種のものしか買えなかった。もし王さんに何かを買ってあげたいなら、次回の面会まで待たなければならない。しかも監獄内の品物の価格は外の数十倍である。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/1/124170.html