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夫は13年の判決、妻は留置場に8カ月間不法に監禁される

 【明慧ネット2006年4月6日】遼寧省盤錦市の法輪功学習者・辛敏鐸さんは不法に13年の判決を言い渡され、妻の鮑俊岑さんは既に8カ月間盤錦市留置場に不法に監禁されている。

 2005年8月3日、辛敏鐸さんと鮑俊岑さん夫婦は悪らつな警官に不法に連行され、残酷に迫害された。2005年9月12日、遼寧省盤錦市興隆台区の悪党の裁判所は、辛さん夫婦に13年と12年の判決を言い渡した。辛さん夫婦が上訴した結果、中級裁判所は、当該事件は事実が不明で、証拠が足りないという理由で元の判決を取り消し、区裁判所に却下した。そして区裁判所はまた区検察院へ、区検察院はもともと事件を処理した国家保護大隊(610オフィス)へ差し戻した。しかし国家保護大隊は引き続き偽証拠(すべて法廷で直ちにあばかれて成立しない)をでっちあげた。

 2005年12月15日に第2回目の公判が興隆台区の悪党の裁判所で開かれた。法廷で、当事者と弁護士は公訴人のいわゆる非難告発を一つ一つ退けた。辛敏鐸さんは最後に「私には罪がない」と述べた。法廷での審判が終わった後、15日に区裁判所は前回の判決を維持する判決書を書いた。辛敏鐸さんは12月26日に再度上訴状を提出したが、盤錦市興隆台区裁判所は市政治法律委員会、610オフィスの圧力の下で、事実を無視し、法律に違反して、2006年1月21日に事前に決めておいた通り、前回の判決を維持した。2006年2月21日に辛敏鐸さんはこっそりと遼寧錦州南山刑務所に送られ、不法に監禁されて、迫害された。

 辛敏鐸さんが冤罪で監禁され、妻の鮑俊岑さんの訴訟事件がまた2カ月以上放置された後、悪人は引き続き資料をかき集めて、罪名をでっちあげて陥れ、2006年2月20日に盤錦市興隆台区の悪党の裁判所で開廷した。いわゆるすべての非難はすべて当事者と弁護士に一つ一つ退けられ、検察官の裴光彦は法廷で言葉に窮した。法廷は結果を宣告せずに終わった。

 今知ったことだが、鮑俊岑さんの訴訟事件はすでに盤錦公安支局の国家保護大隊に却下された。鮑さんの家族は何度も国家保護大隊の許皓などに解放するように求めたが、すべて理不尽に拒否された。現在、鮑俊岑さんの訴訟事件は、すでに盤錦市の法制科に転送されている。 
この間に、正義を取り戻すため、鮑さん、辛さんの家族は理不尽に迫害された身内のぬれぎぬを晴らすため、また、罪もなく拘禁されている身内を釈放するように要求して、盤錦市の関連部門を走り回り、関連要員を全員探したが、横暴な対応しかしてもらえなかったばかりか、凶悪な言葉と恐喝を受けた。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/6/124589.html