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蘇家屯強制収容所での暴行が香港で暴露される(写真)

 文/香港法輪功学習者

 【明慧ネット2006年3月22日】中国遼寧省瀋陽市にある蘇家屯強制収容所で多くの法輪功学習者が虐殺され、その上生きたままで摘出された臓器が売買されている驚きの事件が発覚してから、報道の自由を抑制されている香港では、事件に対して怒りを覚え、中国政府を強く非難する人々がますます増えた。一部の民主活動家は3月19日に中連弁(中央人民政府駐香港特別行政区連絡弁公室)で蘇家屯での暴行に抗議した。また、最近、香港の学習者はそれぞれ銅鑼湾(コーズウェイベイ) と旺角の歩行者専用地区で、蘇家屯で起きた残酷な暴行をテーマにした実演を行った。学習者たちの実演をみた多くの人々は事件に大変驚いたという。また、責任者である一人の学習者の話によると、拷問実演の数日間に、蘇家屯事件に関する資料や『共産党についての九つの評論』を受け取った人が非常に多かったという。

 

銅鑼湾の歩行者専用地区において、蘇家屯で起きた虐殺をテーマにした、反拷問展が行なわれ、多くの市民が集まった

 一部の民主活動家は19日中連弁に集まり、瀋陽蘇家屯で起きた虐殺に抗議した。彼らは「中国共産党の虐殺に抗議する」、「生きたまま法輪功学習の臓器を摘出することに抗議する」、「中国共産党、恥を知れ」のスローガンを上げた。民主活動家の楊澤明氏は声明文の中で、ただ自分の信仰を堅持したい法輪功学習者対して残酷を極めた迫害を行ってきた中国共産党を強く非難し、蘇家屯事件に関して、再び中国共産党に協力した香港の各メディアが情報を封鎖し、市民の真相を知る権利を奪ったと批判した。

 18日と19日の午後、銅鑼湾と旺角の歩行者専用地区で、法輪功学習者は蘇家屯強制収容所で行われた邪悪な蛮行を暴くために横断幕や看板を展示し、さらに旺角で拷問の実演を行った。土曜日に拷問の実演を行った学習者の話によると、実演の効果はとてもよくて多くの市民に注目されたために、日曜日にもう一回拷問の実演を行おうと考えているという。

 

              外国人と町の清掃作業員もこの事件に驚愕した

 港島区に住む法輪功学習者・劉氏は、実演を行っていたとき、ある女性が資料を受け取り、内容を全部読んで目が潤み始め、劉氏にどうやって手伝えばいいのか、どうやってお金を寄付できるのかと尋ねた、という体験談を教えてくれた。

 

                  多くの市民が拷問実演を参観した

 もう一人の学習者である陳氏は、多くの香港市民が事件に大変驚き、また陳氏にどうすれば蘇家屯に監禁されている法輪功学習者を助けられるのかを尋ねた。また真相を聞いた多くの外国人の方は涙を流し、中国大陸から来た多くの若者は『中国共産党についての九つの評論』を何冊も要求して、中国にいる友だちに読んでもらうと話した、とその時の様子を紹介した。

 

            拷問実演は中国共産党の法輪功への迫害を暴露した

 今回の展示会と拷問実演を通じて、多くの人々が真相を知り、『中国共産党についての九つの評論』の資料を受け取った。法輪功学習者は世界各国が蘇家屯事件と中国大陸の法輪功学習者たちの危険な状況に注目し、一日も早く事件の真相を調査して、中国共産党による人間性の全くない虐殺を止めさせようと強く呼びかけた。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/3/22/123416.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/3/23/71112.html