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吉林省蛟河:国家安全局が法輪功学習者・馬長才さんを強制連行した経過の証言

【明慧ネット2006年4月4日】2005年12月14日夜2時前後、一台の大型ジープと一台の大型バンが蛟河市松江鎮沿江村に着いた。国家安全局の警察官が馬長才さん(また馬五さんとも呼ばれた)の家を取り囲み、最初は騙してドアを開けさせようとしたがだめだったため、暴力的になった。

 警察官の「殺せ!」「叩け!」という叫び声が聞こえ、まさか馬五さんが殺されたのではないかと思った。

 しばらくして、妻の泣き声が聞こえ、我々はみな恐ろしくなった。彼の兄が泣き声や怒声を聞きつけ、何が起きたのかを確かめるため庭に入ろうとしたところ、まだ門を入ってもいないのに、警察官に取り囲まれ「誰だ、早く出て行け! さもなければ一緒に連れて行くぞ!」と罵られた。

 「兄です、なんで長才を連れて行くのですか?」、「黙って早く行け!」馬さんの兄は警察官と口論になった。「あいつの妻をなぜ連れて行こうとするのですか? 何か問題あるのですか?」。馬さんの妻は激しく抵抗し、最後には放された。

 翌日になり、馬さんが逃げたのを知った。家が警察官に壊され、ドアと窓が粉々になっていた。周りの人々はみな共産党は強盗よりもひどいとお互いに話した。

 12月15日、松江派出所がまた馬さんを逮捕しにきたが、できなかった。彼らは駅など各交通の要衝地点に私服警察官を配置したが、何の効果もなかった。彼らはさらに李強さん(12月13日吉林で連行された)の携帯から馬さんにショットメールを送信し、彼を駅へ行かせようと騙した。さらに警察官・王瑞国(馬さんの親戚)を使うなど、あらゆる方法で馬さんを騙し、電話盗聴や携帯位置確任をした。馬さんが吉林市に入ったとたん、警察官に取り囲まれて、殴られ、引っ張られてパトカーに押し込まれた。

 我々はこのニュースを聞き、とても悲しかった。法輪功を修煉している人はみないい人で、我々は中共政権を心から憎んでおり、いたる所に腐敗した官僚がいる。最近「蘇家屯秘密収容所」の生体臓器摘出を知り、本当に恐ろしい限りである。我々は非常に馬さんを心配している。

 警察官が馬さんを連行したとき、子供の授業のために工面していた3000元も奪って行った。その後、妻と家族が何回も馬さんとお金を取り戻そうとしたが、彼らはまったく会いもしなかった。後になって、家族の強硬な抗議に会い、警察官は「その金は馬五を逃すためのものだろう」と言った。家族が馬さんを取り戻そうとしたとき、彼らは「もう釈放した」と言った。「どこに釈放したのですか? なぜ家族に教えないのですか?」と質すと、国家安全局の輩はまた話を変え「あいつはすでに逃げた、金が欲しかったら、馬五と交換だ」と言った。

 最近、国家安全局は王瑞国を使って馬さんの行方を探っている。さらによく電話でいやがらせをし、家族を脅迫した。さらに松江派出所で、馬さんに3000元と運転免許証、2つの携帯を戻して、この件を終わらせると騙した。王瑞国は数年来ずっと積極的に法輪功学習者の迫害に参与し、彼は悪辣な警察官・辛と一緒に池水鎮の2人の法輪功学習者を連行し、さらに悪党を連れて周金娥さんの家に押し入り、家を荒らし家財を奪った。

 馬さんの妻は現在一人で子供を連れて極度の恐怖と脅威の中で生活しており、さらに経済的に苦しいため、子供が学業をいつ中断せざるを得なくなるかもしれない! 心ある人は救援の手を差し延べ、そして中共にこの迫害を制止させるように呼びかけよう!

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/4/4/124398.html