日本明慧


重慶の定年退職教師:2回非合法に労働教養された劉書栄さんに非合法な判決

 【明慧ネット2006年4月24日】2006年3月、重慶市大足県の定年退職教師で法輪功学習者・劉書栄さんが連行されてから、5カ月以上残酷な虐待を受けた後、大足県の裁判所により非合法に3年の刑を言い渡された。劉さんは、自分は法律違反をしていないとし、法輪功を修煉するのはただ良い人になるためであり、まったく法律の実施にも違反はなく、反政府でもないと語った。現在、劉さんは法律に基づいて重慶中級裁判所に上訴している。

 劉書栄さん(60余歳)、定年退職教師で、かつて大足県龍水鎮の某小学校の校長を勤めていた。自分の信仰を堅持したため、2回西山坪強制労働収容所に連行されたことがあった。1999年10月、北京へ陳情に行った際に、非合法に労働教養1年を言い渡され、さらに西山坪強制労働収容所でまた8カ月、合計20カ月拘禁された。2001年9月、警官・将軍に迫害され、大足留置場に1カ月間拘禁された。2002年2月、龍水鎮教育事務室の定年退職グループが龍水湖で活動を行ったが、司会者の羅文広が大法を攻撃した。劉さんは立ち上がり、定年退職教師らに真相を伝えた。そのため労働教養1年を言い渡され、迫害に遭った。

 2005年9月27日、重慶の不法役人らは大足県の国家防衛大隊の邪悪な輩を指図して、劉さんの家に押し入り捜査した。劉さんは正義心をもって抵抗した。そのため邪悪な輩は劉さんを大足県留置場に連行し迫害した。

 劉さんは留置場で非合法な迫害に抗議し、断食しながら、留置場の管理人や他の収容者に法輪功の真相を伝えた。少しずつ、まだ善念がある人は真相が分かるようになり、今後チャンスがあれば法輪功を学びたいという人もいた。留置場の警官は恐れて、劉さんに対して荒々しく強制食物注入を行った。また劉さんに氷のように冷たい足かせと手錠をかけた。10月の初め、留置場の警官はまた劉さんに強制食物注入を行った。劉さんは強暴な勢力を恐れず、留置場で大声で「法輪大法は素晴らしい」、「法輪大法は正法だ」、「法輪大法は素晴らしい、全世界が知っている」と叫んだ。その声は力強く高らかで、晴れた空のひとしきりの雷のようで、長い間大足留置場の上空でこだました。

 邪悪な警官らは入り乱れて、慌てて劉さんをまた刑務所に拘禁した。迫害に直面して、劉さんは終始警官の尋問に協力せず、また確かな根拠で彼らに真相を伝えた。また何か補充する内容が無いかと聞かれた時、劉さんは平然として「私はあなたに、法輪大法は素晴らしいと伝えたい。覚えておいてください、法輪大法は素晴らしいです。善には善の報いがあり、悪には悪の報いがあります」と答えた。邪悪な輩は恨みと恥ずかしさで怒り出し、厳しい判決を下すと言い放った。

 5カ月を上回る残酷な虐待を受けた後、劉さんは大足県の悪党裁判所により非合法に3年の判決を言い渡され、現在法律に基づいて重慶中級裁判所に上訴している。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/24/125937.html