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王建国さん40日間拘置所で無残に殺され、数十名の警官がやって来て道路を閉鎖し、棺安置小屋を襲う(写真)  

 【明慧ネット2006年5月5日の報道】2006年4月30日朝5時過ぎ、吉林市昌邑公安支部長が率いる40−50名の武装した警官(中に5−6名の女性警官が含まれる)が、13台車列で(その内荷物輸送車が一台)吉林市昌邑区虹園経済開発区虹園村第四隊の王建国さん宅にやってきて、王さん宅に通じる道路を全部閉鎖し、王さん宅に侵入して、家に人がいないにもかかわらず、庭にあった王さんの棺安置小屋を壊し、「この棺がある小屋の影響は大きい、とてもよくない」といいながら数分間で全部壊して、王さんの生前の肖像だけを残し、ほかのものを全部持ち去った。

王建国さんのお宅で安置された棺がある小屋 小屋が警官によって壊された後、何も残さす全部持ち去った

 この前の4月29日の夕方7−8時ごろ、吉林市公安当局の二人の平服した警官が王さんの叔父さん宅に来て、家にいた叔父さんの家族に対して、お前たちはこのとこに参与しないほうがいい、このことはお前たちと何の関係もない、彼の両親が出てきて解決するべきだなど恐喝した。同時に王さんの大勢の親戚も同じ手口で脅かされていた。親戚の所属勤務先の局長、工場の警備員、所属警察支署の警官などからも何回も恐喝されていた。近くのレストランのシェフも呼ばれて事情を聞かれていた。同時に親戚の携帯や電話が全部盗聴されていた。この一連の動きの要因は、王さんの新関や家族の上告と周辺の住民が王さん死亡の真相を知ること彼らが怖がっていためでした。その間、当局のスパイが記者を名乗り、関係者から聞き取り調査を行い、王さんに関する情報が漏れていたかどうかを尋ねたこともあった。

 4月28日林国瑞署長が率いる公安、検察院、法務所の18人が吉林市拘置所から書かれた所謂「無理心中で死亡通報」を持って王さんの家族に対して:無理やりに、棺安置小屋を壊し、遺体を火葬すると言って去った。その後の2006年4月30日午前、王建国さんの叔母さんが吉林市公安局に行って、王さんの死亡後の安置に関する当局の無理な要求はいったいどういうことかを尋ねると、二人の警官が彼女を署長室まで案内した。王さんの叔母さんが林署長に対して、次の質問をぶつけた。1、あなたが政府のために働いているのなら、何故身分を明らかにしないのですか?あなたはいったい誰のために働いていますか?われわれは真相を知るべきだ;2、あなたは王建国さんの死亡に何の責任もないというなら、あなたはこれに書いてくれ。われわれは上告権利がある;3、あなたは党を代表していますか、もしくは政府を代表していますか?そうならば、党と政府の法律では国民に上告する権利を与えているはずではないか;4、あなたは何故強制的火葬すると命令するのか?われわれの家族にとっては火葬する行為は証拠隠滅行為だと思います。一連の質問に林署長は無言のままずっと聞いていたが、最後になって、「あなた達の行為は社会的影響に反応が大きい、国内外は全部知っている。当局にとって圧力は大きい」と言う。それを聞いた叔母さんは:社会の世論を怖がっているならば、何故王さんを殺したんですか?何故王さんを保護しないのですか?家族にどう説明するのですか?と怒りを表明した。帰るとき二人の警官は玄関先までずっと送っていたという。

 2006年4月30日午前9時頃、王建国さんの家族四人は吉林市政府(役所)まで来ていた。同時に王建国さんの81歳のお婆さんが王さんの生前の肖像を持ってきて、政府に対して王さんが迫害して死亡したことを申冤した。しかし、応接室の幹部は受け入れず、市の人民代表大会委員会へ訴えに行って伝えた。9時半ごろ家族は市の人民代表大会委員会へ訴えに出た。しかし市の人民代表大会委員会の応接室も同じ手口で受理しなかった。逆に吉林市公安(警察)局に行ってくださいと伝えた。途中、王さんのお婆さんは泣きながら路上の市民に対して王さんが公安当局に迫害され死亡したことを訴えた。10時12分吉林公安局に入ったが、何の答えも得られないまま、どうしようもなく帰宅した。

王さんのお婆さんが王さんの生前の肖像を持っている様子

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/5/5/126920.html