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ワシントンD.C.連邦法廷前に100人が集まり、王文怡女氏を声援(写真)   

 【明慧ネット2006年5月5日】(明慧記者李静菲の報道)2006年5月3日午前、ニューヨークとワシントンDCの王文怡事件に関心を持つ各界の100人近くの人々が、「無実の王文怡を釈放しろ」と印刷されたTシャツを着て、ワシントンD.C連邦法廷前にある公園に集まり集会を開いて、ブッシュ政権に王文怡女氏への告発の撤回を呼びかけた。そして、法輪功学習者達は連邦法廷前で中共が法輪功学習者の生体から臓器を摘出し、販売する事件を実演し、中共が7年に渡って行っている法輪功への残酷な迫害を制止するよう呼びかけた。

 5月3日は、国際連合ニュース自由記念日で、ワシントンD.C連邦法廷の元々、この日にホワイトハウスにおいて王文怡女史の事件を審議するはずだったが、前日の法廷で2週後に法廷を開くことが決定した。王文怡女史の弁護士は既に「無条件でこの事件の審議を撤回する」要求を提出した。

生体臓器摘出の実演

 王文怡博士に関心をもつワシントンの住民、ニューヨークから来た自由民主運動の運動家、ワシントンD.C参議院立候補者、ワシントンNGOの代表者、ワシントン地区の大学社会団体主席、中国で迫害を受けたことのある法輪功学習者の代表者などが集会でスピーチをした。そして、王文怡女史も集会の場に現れ、彼女と中国大陸で迫害を受けている法輪功学習者に関心をもつ善良な人々に感謝の意を表明した。 

 * アメリカの国民が真相を切望

中国ネット遊説執行委員長D.Jマクギール氏

 中国ネット遊説執行委員長D.Jマクギール(D.J. McGuire)は、「5月20日、王文怡氏はホワイトハウスで強権に真相を話しました。王文怡博士は私たちになぜ中共が邪党なのかを一層はっきりさせてくれました。彼らは真相隠滅に力を尽くし、この殺人を犯す政権を擁護するために、中共は一切の代価を惜しまないのです。」

 また、集会に参加したワシントンDCの住民ハルバーソン(Halverson)女史は、「私は話があまり上手ではないのですが、先ほど聴いたこのニュースについてお話したいと思います。もし、アメリカ政府が人々に真相を伝える機会を与えないならば、我々アメリカ人に、法律の力で真相を制御する権利がないのではないでしょうか?」と述べた。 

 「王文怡氏の友人」を代表してジェラード・パールマン氏(Jared Pearman)は、「なぜ法輪功学習者の生体臓器摘出の制止を呼びかけた王文怡博士が、訴えられるのでしょうか?私は未だにその答えにたどり着いていません。私はアメリカ政府に王文怡博士に対するあらゆる告発を撤回することを希望し、真相公表を支持します。」と述べた。 

 * 告発の撤回を呼びかける 

メリケン大学学生サークル代表カルビン・ビーラー氏

 メリケン大学学生サークル代表カルビン・ビーラー氏(Calvin Beaulier)は、「なぜ、1人の中共政権の独裁者が、2人の子供をもつ1人の母親をこのように恐れるのでしょうか。これは私たちの正常な思考を超越しています。王文怡女史に対する告発は間違っており、アメリカは自由の理念に基づいた国だから、私たちは王文怡女史と共に立ち上がり、堅く彼女を支持し、決して中共の独裁が私達の政府を制御し、私達の権利と人間的な尊厳を剥奪することを許しません。そして、決して中共が中国国民の人間的な尊厳を踏みにじることを許さず、法輪功学習者の生体臓器摘出という法輪功への中共の迫害を決して許すことは出来ません。」と述べた。 

ワシントン州立大学で教員を務める劉寧平博士

 ワシントン州立大学で教員を務める劉寧平博士は、「皆さんご存知の様に、中共はすべての犯罪の証拠を隠滅しようとしているのを、王文怡博士は良知から、勇敢に立ち上がり、真相を暴露しました。彼女はマチルダのように、私たちの尊敬を得るべきです。」と述べた。 

世界人権執行委員長ティモシー・クーパー氏

 世界人権執行委員長ティモシー・クーパー(Timothy Cooper)は、「王文怡氏は中国の本物の愛国者です。彼女が行う一切は全ての中国人の利益の為です。私達はアメリカ法廷に彼女の勇気を尊重し、憲法は第1の修正案に基づき彼女に権利を与えるよう呼びかけます。」と、述べた。 

 * 王文怡氏が中共の法輪功に対する迫害の制止を呼びかける 

王文怡女史「私達は中共の法輪功に対する迫害を制止しなければならない」

 王文怡博士は、集会に対するあらゆる関心と善良な人々の彼女に対する助けに感謝の意を表明し、彼女に対する告発の撤回を願った。そして、最も重要なのは、法輪功学習者が中国大陸で残酷な迫害に遭っている緊急事態を世界に知って貰うことであると語った。

 法輪功学習者は連邦法廷前で中共生体臓器摘出、売買の暴行を実演した。

 今年の始め、国際連合難民局によってアメリカに救援されて来た中国遼寧瀋陽の法輪功学習者李偉勛氏は、「中共が法輪功学習者の生体からの臓器摘出について意外性を感じませんでした。中共の7年に渡る迫害は次第にエスカレートし、迫害による死傷者は数え切れません。中共は中国人民の命を塵のように扱っています。」と、集会で述べた。

 王文怡氏は、「法輪功学習が何の罪も犯しておらず、彼らは労働教養所で生体から臓器を摘出されるという残酷な虐殺に遭っています。私達は団結し、必ず中共の法輪功への迫害を制止しなければなりません。私たちの声は必ず届くことでしょう。」と述べた。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/5/5/126956.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/5/6/72918.html