日本明慧


EU議員は中国共産党による生体臓器摘出の罪に対し質疑を提起した(写真) 

 【明慧ネット2006年5月3日】デンマークEUに所属する議員のギッテゼーベルクさん(GITTE SEEBERG)は、中国共産悪党による法輪功学習者に対する生体臓器摘出の罪状について、EU執行委員会で質疑答弁をした。これはデンマークにおける人権組織「中国人人権ネット」からの返信に提起する内容によるもので、次のとおりである。

 3月23日のご来信をいただき、まことに有難うございます。この内容によりますと、中共の労働教養所で法輪功の愛好者に対し残忍極まりない虐殺を行っている暴行について、私は貴殿の見地に同感しております。私たちはこのような深刻な大惨事に目を注ぐことで、中国政府の下で無実な人民に大して系統的に行われている屠殺を停止しようとしています。 

 4月19日に、私はEU執行委員会へ質疑を三つの要点にまとめたうえ提出致しました。これを下記に添付します。

 EU執行委員会への質疑書全文:

 質疑提出の動因:

 中共政権は人権を踏み躙っています。ネットニュースからの中国公安部副部長-劉京は証言で「2008年オリンピックの前に、法輪功を消滅せよ」と述べられました。この報道によると、中国政権の下にある秘密の「蘇家屯」及びその他の労働教養所においては系統的な手口で法輪功学習者を謀殺しており、そこから生きて出られる人は一人もおりません。法輪功学習者は謀殺されたあと、彼らの臓器が摘出されており、しかも生きているままで臓器を摘出されたこともあります。これは、死人の臓器より高価だというのです。また、彼らの遺体はこの労働教養所で焼却され消滅されました。こうして、遺体の消滅で罪状が隠蔽され、証拠も抹消されました。不法摘出の臓器は各地の病院機関に転売されたことで莫大な不正利益が出ました。

 質疑:

 *委員会はどの措置で中国共産党の秘密の労働教養所で発生している法輪功学習者への虐殺を停止しますか?

 *委員会はどのように秘密の労働教養所に監禁されている法輪功学習者の状況を全面的に調べますか?

 *委員会はEUと中国との貿易会談においてどのように具体的に中国人の人権がこうして酷く貶された深刻な問題を持ち出しますか?

 GITTE SEEBERG(署名)

デンマークEU議員-ギッテゼーベルクによる署名及び文章

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/5/3/126760.html