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法を暗記する物語


文/大陸の大法弟子

 【明慧ネット2006年4月8日】私は師父の新しい経文『除悪』を手に入れ、集団でこの経文を学び終えた後、必ず百回は学び、百回は暗記し、永遠に心に刻み、経文が手に入らない獄中の同修に言って聞かせ、彼らが正念でいち早く邪悪から抜け出せるようにしようと思いました。邪悪な命令を下す各級の官員にも言って聞かせ、彼らが手を止め、心を入れ替え、自分たちの前途を絶つことのないようにしたいと思いました。大法を迫害する凶悪な警察とスパイにも聞かせ、彼らが最後まで悪を貫き通すのであれば、自分たちを滅ぼしてしまい、死んだほうがましな苦しみの中で罪を償うことになると教えようと思いました。「これは絶対に巨大な威力がある」と思いました。

 以下で皆さんと分かち合うのは、私がこの経文を百回学び、暗記したばかりのときに起きた、ある「正念で神の威厳が現れた」物語です。

 あの日、私は新しい経文『除悪』を暗記すると、ある所に行こうという一念が生じました。本当は人と午後に出かける予定にしていたのですが、あの一念はあまりにも強く、北風を正面に受けながら自転車で出かけました。自転車をこぎながら法を覚えました。すると途中で、道行く人々に真相を話していたある女性の同修を捕まえようとする一群の悪魔に会いました。彼らはパトカーに彼女を乗せようとしていました。これは師父が彼女を助けるように計画して下さったに違いないと私はすぐに悟りました。

 私はすぐに自転車を止め、正念を発し始めました。私は強大な功を発し、凶悪な警察が同修を少しも動かせないよう制御しました。同修はすでに地面に座って正念を発していて、5、6人の巨大で凶悪な警察が腕や足、そして背中などあらゆるところを捕らえても、やせていてか弱い女性の同修を少しも動かせず、彼女はそこに定まったように座っていました。それを目の当たりにし、私はこれが大法の威力であると知り、思わず笑みをこぼしました。この歓喜心が起こると、邪悪に隙を疲れ、女性の同修はパトカーの後部座席に乗せられてしまいました。

 この教訓を身に締め、決して二度と歓喜心を起こさないようにしようと思い、最後まで正念を発しました。私たちが使おうとする功はなんでも出来て、邪悪は私たちが小指でひねるにもたらないほどだと、師父はずっと前に教えて下さっていました。「今日、彼らは決して同修を捕まえることはできない!」と私は思いました。

 同修が車に入れられるのを見て、私は強大な念力で「定」と言い、パトカーを動けなくしました。そして同修に「早くパトカーからおりて、はやく!」と言いました。そのときドライバーが「あれ、エンジンがかからない」というのが聞こえました。同修は本当に隙を見てパトカーから逃げ出しました。凶悪な警察たちがまた彼女を連れ戻そうとしましたが、どうしてもパトカーに押し入れることは出来ませんでした。

 私はまた「凶悪な警察たちに予定外のことが起こり、早くどこかへ行ってしまうように」と師父に手伝ってもらうように求めました。すると、リーダー格の凶悪な警察の携帯電話が鳴りました。彼は電話を受けると、パトカーの中に入り、他の凶悪な警察もそれにしたがいました。女性の同修はそのすきにその場から離れ、人ごみに紛れ込みました。

 私がこの経験を同修に話すと、彼らはとても励まされ、法を暗記し始めました。私はもともと天目も見えず、いろいろな功も現れないまま修煉してきたのですが、北京で会議を開いている共産邪党のしもべたちに『除悪』を何度も何度も言って聞かせるうちに、法輪が次々と北京に舞い降りていくのが見えました。法を学ぶときに、法の中の字は金色で、立体的に見えました。私がこの文章を書いているときでさえ、文字から金色の光が透けだし、それは水晶のように清らかで、まぶしいものです。

 同修たちよ、私たちはこんなにもすばらしく、レベルが高くて、奥深く、超越した大法があるのに、暗記しないのはあまりにも残念です! 何かを待っている間に、私たちは多くの貴重なものを失ってしまいます。法の暗記が私たちの生命の一部になり、暗記の際に得た正念でさらに多くの衆生を救い済度できるように願います。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/4/8/124693.html