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上海の学習者・張勤さん、不法に逮捕されてから7ヶ月間も行方不明 
 

【明慧ネット2006年5月26日】上海の法輪功学習者・張勤さんは2005年11月8日、上海市閔行公安局に逮捕された後、行方不明になった。すでに7ヶ月が経っている。

 1999年「7.20」以来、張さんは迫害を受け続け、幾度も監禁された。北京拘留所で1ヶ月、上海提籠橋監獄で4年間、強制労働収容所で1年間。そして、静安区、徐匯区の看守所にも監禁されたことがある。2005年11月8日上海市閔行公安局に不法に監禁されてからずっと行方不明になっている。

 張さんの父親は既に80歳を超え、脳梗塞の後遺症に苦しんでいる。母親も体が弱く、複数の病気を患っている。それに加え、息子の安否を心配するあまり、毎日不安の中で過ごしている。関係部門に息子の消息を尋ね、面会を要求したが、理由もなく断られた。さらに悪人たちは両親に、張さんはハンストしているため命の危険があり、上海提籠橋監獄の病院に入院していると騙し、法輪功の修練を放棄する誓約書に代理で署名させようとし、応じれば、すぐ張さんを釈放すると保証した。両親は息子のことを心配するあまり、誓約書に署名してしまった。しかし数ヶ月経ったいまも、張さんは釈放されていない。両親は発病し、恐怖の中で日々を過ごしている。母親は現在入院中である。

 張勤さん(50代男性)は、上海勝徳・プラスチック有限会社の技術者だった。在職中には品質監察科科長や、チーフ・エンジニア、事務室主任補佐などを務め、同僚たちからは、人助けが好きで心の優しい人であると賞賛されている。数年間、法輪功の修練を堅持し、「真、善、忍」を放棄しなかったため、残酷な迫害を受けてきた。監禁されている間、残虐無道の拷問を受け続けた。2001年3月、張さんは4度目の不法逮捕をされた。上海の徐匯区看守所で、6昼夜に渡り壁面に直立するよう強要され、微かに抵抗しただけで、激しい暴行を受ける。結果張さんの意識は朦朧となり、両足はひどく腫れ、化膿し血水は垂れ続け、重体に陥った。上海提籠橋監獄に四年間監禁され、初めのころ、毎日に警官または、ほかの囚人(警官に指示されている)から2時間の激しい暴行を受けていた。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/5/26/128843.html