日本明慧


もうこれ以上師父に迷惑をかけないで
—「至難の関から抜け出す」を学んだ感想
  

 文/大陸の大法弟子

 【明慧ネット2006年5月13日】師父が発表された経文「至難の関から抜け出す」を読んで、師父の洪大な慈悲を浴びて、涙がたまらず出た。師父は衆生を済度するため、一層一層と下に下りてこられた。いろいろな妨害を経験し、衆生と縁を結んで三界という怖くて汚いところに来られた。世間で我々のためにどのくらいか知るはずもない業力を肩代わりされ、我々を地獄から救い上げてさらに我々を極めて高い神位に連れて行ってくださる。しかし、そのすべてに対して師父はなんの見返りも求められなかった。ただただ我々に、師を信じ、法を信じ、正念正行の心のみを見てこられた。師父の慈悲なる済度で、多くの大法弟子がこのもう二度とない機縁をつかんで、執着を捨て、師父について邪悪の妨害の中で歩いてきた。彼らは本当に生死を放下し、恐れる心をなくし、邪悪が彼らに手を尽くしてもどうにもならない。

 しかし、まだ一部の学習者が邪悪の壊滅的ないわゆる試練の前で、恐れる心があって、邪悪に隙をつかれ、ある期間に誤ったことをやってしまった。これに対して、師父は多くの経文の中で何回もその根源と結果を指摘された。その多くの人が師父の保護で目を覚まし、過ちを正し、声明を公開し、それから邪悪に制約されなくなった。さらに精進し、自分がもたらした損失を補って、あらためて正真正銘の大法弟子になった。もちろん今でも目を覚ましていない人がいて、邪悪を助けて悪事を働き、邪悪のために大法と大法弟子を迫害する道具になった。それでも、慈悲なる師父は彼らを捨てておられず、彼らにチャンスを与えてくださった。

 私が師父の「至難の関から抜け出す」の中で、それでも邪悪の制御から抜け出せない人への説法を読んで、どうしても自分の涙を止めることができなかった。私本人も誤った道を歩んだことがあった。2000年初め、邪悪がピークのとき、2回捕まり、2回妥協し、自分の心の中で大法は素晴らしいと知りながら、法を深く学んでいなくて、恐れる心で邪悪に隙をつかれ、それでもいろいろな口実で言い訳をした。しかし、師父の「円満成就に向かって」、「導航」などの経文を読んで、すぐにこれらが師父の安排ではなく、旧勢力の安排で、非常に後悔した。自分が間違ったのを知ったが、直面する勇気がなく、同修に会う顔がなく、家にこもって出ようとしなかった。もうこれ以上住めない、引っ越そうと思った。ただ、自分と同じ経験をもつ同修と一緒に三つのことを行い、そこで大法弟子としてなすべきことをやって、過ちを挽回しようと思った。しかし根本的な執着を捨てていないがため、正念が足りず、声明を書き、まだ発表していないうちに2001年、邪悪がまた隙をついてきた。巨額な罰金の後、恐れる心がまだ残っていた。自分が当地で影響力のある人で、邪悪のブラックリストに載せられ、終始声明を公開できなくて、心の中は非常に苦しく、よく一人で涙を流した。

 しかし、大法はすべての不正な状態を正すことができる。自分がよくなろうと願う心があって、師について法を正し、衆生を済度する願望があれば、師父は一人の弟子も見過ごされることはない。これは私の後の自らの体験でもある。師父は自分の弟子を最も理解しておられ、いろいろな方式で私を指摘してくださり、私を人の観念から突破させてくださった。私は良く学法し、三つのことをやっている過程で、恐れる心がだんだん少なくなって、正念がだんだん強くなり、自分の厳正声明を公開してから、自分の思想の中が大きく洗浄され、体の多くのものが清められたと分かった。

 何度も元に住んでいたところに戻って真相を説明し、すべての執着を放下し、いかなるチャンスをも利用して衆生を救い済度し、正々堂々と大法弟子としてなすべきことをやった。私の心の中にある考えが浮かんで(この世の私と縁のある人に対して、その因縁すべてを放下して、なるべく手を尽くして彼らを探し出して真相を説明する)、さらに彼らを探す過程の中で、多くのとき、表面的には私がやっているが、実質的に師父がいつも私を助けてくださっているのを感じた。

 たとえば、私が元の職場に戻って真相を説明しようと考えて、途中下車してまず2箇所に行こうとした。なぜなら、時間が厳しくて1日しかなく、一人では探せない。私はただ誰に会いたい、どういう方式で彼らに会えば一番いいかを考えると、結果は私の思った通りになった。私はまったく力を使わず、ある人は私のために9人を集めた。全員私が会いたい人だった。食卓で私はずっと発正念し、知恵を働かせて真相を説明した。食事が終わって、食卓にいた全員が共産党を脱退した。さらにそこにいた人は、積極的に次に会う人を手配し、公安局にいる人も含まれていた。さらに車で自ら私をそこまで運んでくれた。そこでまた順調に真相を説明し、公安局で仕事している人を含めて、3人がその場で共産党脱退を表明した。すべて手順よく、慈悲なる師父が私の過ちを気にしないで、私を師父の弟子として安排し、苦労してくださった。

 私は師父の「至難の関から抜け出す」を読んでから、いろいろな感想を持った。恐れる心を取り除いてから、振り返ってみると、恐れること自体はたいしたことではない。私は本当に誤った道を歩んで、恐れる心を持った人は早く執着を放下し、本当の法を正す時期の大法弟子として、立ち止まらないでほしい。やればできる。師父が我々のために多くの苦労をなされた。もうこれ以上、師父に迷惑をかけないでください。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/5/13/127479.html