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スペイン民衆が中共の犯行を譴責、1000万人が共産党脱退を声援(写真) 

 【明慧ネット2006年5月1日】1000万の中国人が中共を脱退したことを声援する活動が2006年4月21日金曜日に、スペインのマドリード市のもっともにぎやかな太陽門広場で、行われた。活動は同時に中共の法輪功学習者に対する集団虐殺、臓器摘出売買などの犯行を強く抗議した。

  人々は雨にもかかわらず列を作って署名し、中共の犯行を譴責し、中共脱退者を声援した

 マドリードはヨーロッパでもっとも有名な旅行都市の一つで、ここに世界各地から多くの観光客が集まっている。太陽門広場はマドリードの中心にあり、スペインの心臓とも呼ばれている。太陽門といわれるゆえんは、そこに10本の道が太陽の光のように放射線になって外に向かって延びていて、広場にスペインのシンボル−−熊の像とマドリード政府所在地があり、ここがすべての道が集まるところで、マドリード人がもっとも好きな休憩場所であるだけでなく、各国からの観光客が必ず訪れる場所でもあり、いつも人でいっぱいである。

            人々が看板上で展示されている中共の犯行に驚いた

 大紀元新聞社と全世界共産党脱退サービスセンターのボランティアたちは4月21日午後、太陽門広場上に「1000万の中国人の中国共産党脱退を声援する」、「中共による法輪功学習者虐殺、臓器摘出売買を強く譴責する」のバナーを広場の中心の国王三世の彫像の下にかけた。ここを通過する多くの人々が足を止めて読み、同時にその一枚一枚の如実に中共による「真、善、忍」を信仰する法輪功学習者や家庭教会その他の中国人に対する迫害を記録した写真が人々の強い関心を集めた。

 中国ですでに1000万人が中共を脱退したと知ったとき、人々はみんな署名し彼らを声援した。署名した人の中には、団体旅行の学生もいるし、家族ぐるみで旅行にでかけた一家、若い恋人、いっしょに散歩する老人夫婦などがおり、彼らはひとつの共通な願いがあった。ある老人がいったように「この世界に、このような人間性のない残虐な行為を許すことはできません!このようなテロ共産党がこれ以上人類を害することは許されません!」

老人は眼鏡をかけていなかったため、ボランティアの助けで署名簿に自分の身分証明書の番号を書いた

 * 正義な警察が署名し、中共脱退を支持

 集会の安全を担当するスペイン警察はずっと集会所のとなりで立っていて、大紀元のボランティアがスピーカーで説明する中共の中国人民に対する犯行を聞いて、彼らは近付いて特別に署名簿に自分のサインを残した。(スペインでは警察が勤務中勤務以外の活動に参加することはできない)彼らは大紀元のボランティアに「中共共産党の独裁の下には人権がなく、自由がないのは十分に知っています。我々にも自分の意志を表明する責任があります、つまりこのような状況を制止すべきです」といった

 ある老人は中国の法輪功学習者が自分の信仰のために監獄に入れられ、拷問を受け、残忍に生体から臓器を摘出されていることを知って、「信仰は人類の文化遺産です、みんな自分の信仰をもつ権利があり、他人の信仰を剥奪或いは侮辱することはできません!自分以外なにも信じない人をみてください。彼らは早く堕落しています、なぜなら、彼らは信仰がなく、拘束がないからです」と憤慨した。

 あるチベットからきた仏教を信仰している老人は、記者に「私は妻や子供に長くあっていません、我々は仏教徒です、中共はチベットでずっと宗教を弾圧しています」といった。この老人は簡単なスペイン語で自分の体験を語り、さらに1000万の中国勇士を声援し、法輪功迫害中止を呼びかける署名簿に丁寧に自分のサインを残した。

 * 我々の署名で西側の政治家の利益に麻痺された心を呼び醒ましたい

 一群の若者が、バナーと看板に引きつけられて太陽門広場にきて、全員眉を顰めて真剣に看板をみて互いに呼びかけて署名し支持を表明した。ある太った若者が記者に向かって「こんな残酷な犯行があるのは想像もできませんでした!彼らの犯行を阻止する人がいないのですか? 中国の警察はなにもやらないのですか?」と言った。

 中国の警察が中共独裁政府にコントロールされているのを知って、ある若い女の子が、「私達のサインがこの迫害を制止する力になることを祈っています。あなたたちは最後までがんばって頂戴、スペインのフランコ独裁政権がスペイン人のみんなの努力で終わったので、中国の人民もきっと自由になれるでしょう!」と言った。

 雨季のマドリードは曇っていて、雨が断続的に降っていたが、それでも人々は雨の中で自分の支持の署名をした。

活動が終わり、ボランティアたちがバナーや看板をかたづけ始めているにもかかわらず、人々は絶えず署名しにきた。

 * スペイン「世界報」は全版で王文怡さんの声明文全文を掲載

 胡錦濤がアメリカを訪問したとき、法輪功学習者で医学博士の王文怡さんが連続3分間高い声で胡に呼びかけたことは、世界中のマスコミの注目を浴び、ライブで世界中に放送された。

 スペインの各マスコミは争ってホワイトハウス事件を報道した。4月30日、スペイン最大の新聞のひとつ「世界報」は全版で王さんの声明文を掲載した。そのタイトルは「私はなぜホワイトハウスで叫んだのか?」、サブタイトルは「中国で数千人が行方不明になり法輪功学習者の臓器が不法に盗まれた」であった。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/5/1/126571.html