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アメリカの新しい法輪功学習者が法輪大法に出会った経緯  

 文/曹琳

 【明慧ネット2006年6月15日】私は法輪大法に出会って間もない法輪功学習者です。アメリカに来てから2カ月ほど後に、私は初めて法輪大法に接しました。私はここで、自分がどのようにして法輪大法に出会ったのか、他の人の参考となるようにその経緯について話してみたいと思います。

 生活習慣に問題が有り、私はずっと胃の病気を患っており、絶えず発病していました。毎回ひとたび発病すると痛みのあまり顔がすぐに青白くなってしまうのです。長年に亘り薬を服用してきたのですが、量が多過ぎてどのくらい薬を飲んだかは私自身よく覚えていません。それに薬による効果はありませんでした。

 アメリカに来てから、胃の病気がまた再発してしまいました。相変わらず痛さのあまり顔が青白くなってしまいます。親戚は私のこの様子を見てとても同情した感じで、すぐにこう言いました。「私は法輪功を学んでいる友達を知っているけど、聞くところによると、この気功はとても良いそうだ。ここで一つ法輪功を学んでみる気は無いかい?もしかしたら胃の病気にも何かしら効果があるかも知れないし」というので、私はとてもびっくりしました。

 なぜなら中国国内のマスコミによると、法輪功は邪教と断定されており、テレビ上では更に法輪功学習者が焼身自殺する映像も流された事があるからです。私はあわててすぐに「いや、いい。法輪功は邪教だからね」と言いました。親戚はその理由を問い正した後、「私が知る限り、法輪功はあなたが思っているそれとは違うみたいだよ。まず先に法輪功をよく知ってみたら?」と言ってくれました。この意見は間違いないと思い私はすぐに同意しました。

 週末に私は煉功場所に向かいました。他の学習者は熱心に私に動作と要領を教えてくれ、更に法輪功を紹介する資料と『転法輪』という本を一冊くれました。いずれにせよこの一日で私は法輪功の本当の姿を知る事が出来ました。家に帰ってから私は真っ先に『転法輪』をパラパラとめくり読みましたが、早くも本の中に書かれている内容に完全に惹きつけられてしまいました。李先生は本の中で分かりやすい言葉でなぜ人間は「善人」になるべきなのかについて述べ、人々を「善・真・忍」に従うように教え導いています。私は中国の現在の社会状況を思い出しました。現在の中国は人と人の間の関係は互いに欺き合い利用し合い警戒し合うものへと完全に変わり、金銭至上主義、各界各業の腐敗ぶり・・・良識は失い尽くし、公平さ、正義、理想は無に等しく、社会そのものが生ける屍へと完全に変わってしまったのです。『転法輪』を読んでいると、私はまるで道に迷い、恐れ、助けの無い闇夜の中でひっそりと出会った道案内の灯りに似たようなものを感じました。本の中で述べられている道理は奥が深いのですが、自分が経験してきた社会の現実を連想させるものであり、本の中で述べられている事は全て具体的で、手にして読めば読むほどに親しみを感じます。それは東の彼方から夜明けの光がゆっくりと浮かび上がってくるようでもあり、周囲の全てがハッキリとしていき、がんじがらめになっていた悩みが少しずつ消えていき、人生がにわかに充実・積極的・素晴らしいものへと変わっていくような感じがしました。

 以後、私は毎週2回他の学習者たちと早朝に公園の中で煉功し座禅を組み、『転法輪』を読み、交流し心を通い合わせるようになりました。日光は明るく、鳥がさえずり花香り、心は愉快な気持ちになり・・・まるで本当の天国のようです。不思議なのは2カ月後、知らないうちに意外にも胃は二度と痛み出す事が無かったのです。それと同時にもう一つ不思議な感覚があり、それは例えば貫通二極法と法輪周天法を煉功している時、両方の手の中に強烈なエネルギーが流れ込むような素晴らしい感覚です。これらの事は2カ月前の私にとっては遥か遠くにありとても出来る事ではありませんでした。

 現在の私は法輪大法に出会う前の私とは全くの別人です。自分自身の体験を基に私は心の底から皆さん一人一人が善の心を持った人である事を願います。ぜひとも法輪功を見て試してみて下さい。信じて下さい、あなたは必ずや見て試して間違いはなかったと感じるでしょう。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/6/15/130457.html