日本明慧
■印刷版   

北京:65歳の単芝瑛さんは、3度目、強制的に連行された

【明慧ネット2006年6月25日】北京の法輪功学習者・単芝瑛さん(65歳女性)は、2006年6月14日、自宅で派出所、勤務先および区域事務所の悪人らに3度目、強制連行された。

 単さんは、北京国電華北電力工事会社を定年退職しており、元は、会社の住宅管理部門に勤務していた。住宅部門では甘い汁を吸うようなことがよくあるが、単さんは1994年に法輪功を修煉してから、自分自身に厳しく律するようになり、不当な金銭を一切受け取らず、私情にとらわれなかった。また、これまでの激しい気性も穏やかになり、周りの人から、単さんは変ったとよく言われた。

 単さんは、1999年より、公安部門および勤務先から絶えずに嫌がらせを受け、強制的に連行されたこともあった。祭日や休日または「敏感日」になると、単さんは「重要人物」とされて、派出所に監禁されることが多かった。2000年までに、単さんは夫と共に、北京を離れさせられ、落ち着く場所がなくなったという。その間に、夫婦は苦労を嘗め尽くし、ときには、のどが渇いたら、池の汚水を飲んだことすらあったという。

 このような年老いた2人に対して、公安当局は省を跨いでまで単さんを指名手配し、親戚の自宅で待機したりしたという。2004年11月、単さん夫婦は浙江省の実家で強制的に北京へ連行され、洗脳班へ送り込まれ迫害された。

 2006年4月、単さん夫婦は実家で真相を伝えている際、再び強制的に連行され、拘置所に監禁された。単さんは迫害に対して絶食で抗議をし、周りの人に対して真相を伝え続け、1カ月の監禁後に解放された。単さんが監禁された期間中、当局の悪人らは、単さんの北京の自宅を家宅捜査したという。単さんは北京へ戻って1カ月後、3度目に強制的に連行された。現在は、北京市房山区良郷にある洗脳班に監禁されているという。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/6/25/131328.html