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ジュネーブ記者会見 法輪功学習者の臓器が摘出・売買されるという中共の国家犯罪を厳しく非難

 【明慧ネット2006年7月3日】スイスジュネーブの国連本部で6月29日午後、『健康、道徳と人権』についての記者会見が行われ、最近暴露された、中共が法輪功学習者を刑務所や労働教養所に監禁し、臓器を摘出売買する犯罪を厳しく非難した。

 『希望の声』の6月30日の報道によると、欧州議会のスコット副議長は今回の記者会見のため、わざわざ、北京での真相調査の旅のレポートを送ってきた。会議の司会者で国連NGOの「国際多元化信仰組織」の事務局長チャールズ・グラーブ氏は、「今日私達が取り上げたい論題は、中共政権が刑務所と労働教養所で法輪功学習者の臓器を不法摘出していること及び、これについて中共政権がうそをついて覆い隠しているかどうかだ」と述べた。

 「大勢の逮捕された法輪功学習者は、中国東北部にある収容所に監禁され、不法に臓器が摘出されている。多くの医者がその収容所で働いている。数人の情報者によると、中国での臓器摘出の蛮行は、法輪功学習者に対してだけではなく、政治犯や犯罪者も含まれているという」と、チャールズ氏は述べた。

 チャールズ氏はスコット副議長の、法輪功学習者が中国で迫害されている調査レポートを読み上げた。レポートには「1996年(スコット副議長が)中国へ視察に行った時、中国の公園で煉功する穏やかな法輪功学習者を見かけた。しかし1999年から、中共は大規模な弾圧を展開した。世界で最も多い人口を統治する政権がどうして計画的に集団虐殺を始めたのか?」と記述した。

 チャールズ氏はスコット副議長のこのレポートは、多くの人権組織と非政府組織からの挑戦だと思っている。そして次のように述べた。「もちろん、西側社会の新聞、政治党派、議会の方から、中共に対する直接的な批判は得がたいものだ。私達はスコット副議長に感謝している。それは彼が努力してくれているからだ。文化大革命について、今、中国人の誰もが賛成しない。法輪功は多くの人々を引きつけた。法輪功は昔の宗教信仰、仏教や道教等を結び付けたものだ。私達は李洪志先生が創立した法輪功に感謝すべきだ」。

 「西側社会の指導者は法輪功の利点を生かしているが、中共の指導者は法輪功の利点を否認している」、これは理解しがたいことだ、とチャールズ氏は表明した。「中共の法輪功に対する迫害はすでにピークに達した。最近の調査によると、中国北部にある軍隊病院の医者は、刑務所に監禁されている法輪功学習者の臓器を不法に摘出している。法輪功学習者が監禁されたばかりの時は、本当の名前を使っていたが、学習者の体が健康で臓器移植の価値があると分かると、学習者は偽名をつけられ、臓器は他の国の患者に売買され、普通1つの臓器は40000〜50000米ドルで売られている」とチャールズ氏は述べた。

 中国で迫害されていた法輪功学習者・陳穎氏、非政府組織特別委員会の主席・Peter氏、ジュネーブ議会人権委員会の元主席・トーマス氏等も、今回の記者会見に参加した。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/7/3/132031.html