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承徳市の公安局の法輪功学習者に対する迫害

 【明慧ネット2006年5月7日】2006年4月から5月末まで、河北省承徳市国安局および公安局は、承徳市および各区の法輪功学習者の状況を調査するよう通知を出した。市公安局は一部の警官を動員して、各県の法輪功学習者を追尾させ、法輪功学習者の携帯電話を盗聴し、同時期に法輪功学習者が拉致される事件が相次いで発生した。

 承徳市国安局の関係者は、大城市で盗聴設備を設置した。廊坊市で起きた法輪功学習者の携帯盗聴事件は、承徳市国安局が行ったものである。承徳市国安局は、法輪功学習者の内部にスパイを送り込み、パソコンができる、技術が分かるとして、法輪功学習者の修煉内容を知っているなどさまざまな方法で学習者を惑わし、一部の大都市の資料作成所を破壊し、多大な損失をもたらした。これらの者は、常に海外に行き、他のスパイを利用して、中国大陸の法輪功学習者と連絡を取り、迫害を行っている。

 2006年4月18日午前3時50分、承徳市鷹手営子鉱区の法輪功学習者・李淑蘭さんは地元の警官に拉致され、プリンタ1台および資料を複数没収された。数日後、李さんは河北省高陽労働所に移送され、当該労働所で入所を拒絶された後、また承徳市に送り返された。

 3月27日の夜、法輪功学習者の張愛民さんが夜勤のとき、承徳公安支局国保大隊の項从、劉明成に不法に逮捕され、自宅からプリンタ1台および真相資料を複数と大法の書籍を複数没収された。張さんは現在、承徳市小老虎溝留置所で監禁されている。

 3月4日午前3時45分ごろ、承徳市鋼鉄グループ株式会社果山社区に住む法輪功学習者・慶涛さんは、区内で真相資料を配布したため、承徳市鋼鉄グループ株式会社の保安部の巡査二隊の春生および趙航に通報され、警官の夏春雷と果山中隊隊長の王向東に逮捕され、承徳市公安局鋼城支局まで連行された。

 このほか、承徳市劉化県の法輪功学習者・劉暁栄さんは各地をさすらい、3月18日の夜、北京から隆化行きの列車で真相を伝えたため、同車に乗車していた警官に逮捕され、隆化石炭ヨウ溝留置所に抑留された。劉さんは断食を通して迫害に抵抗していたが、現在は危篤状態に陥っている。

 関係箇所の電話番号などは省略(詳細は明慧ネットの中文を参照)

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/5/7/127068.html