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天津板橋女子労働教養所で、苦役に服している法輪功学習者が輸出用の雨合羽を作製している

 【明慧ネット2006年6月27日】現在、天津市大港区板橋女子労働教養所で法輪功学習者130人ほどが不法に監禁されている。

 当該女子労働教養所は、社会のいろいろな所から注文を受け、法輪功学習者に強制労働を科している。特に、最近では宝石関連の強制労働を受けている法輪功学習者が絶えず、夜遅くまで労働を強いられている。5月22日〜27日の間、法輪功学習者は、韓国に輸出するための緑色とオレンジ色の雨合羽を作製するよう強制され、午前5時から深夜1時まで、休憩もなくトイレに行くことも制限される中、労働を強制されている。この強制労働を科されているほとんどの学習者は45歳を過ぎており、高血圧などの症状のある学習者がたくさんおり、あまりにも疲労するために眠れない学習者も多くいる。1週間経つと、法輪功学習者はただちに、さらにまた韓国に輸出する雨合羽を作製するよう言われた。

 天津市板橋女子労働教養所に監禁されている法輪功学習者・王春華さん(40歳過ぎ)は、3年間の実刑を満了したが、4月に警官の要求通りに書類を提出しなかったため、さらに50日間延長された。そして、警官はまた、50日以内に提出しなければ、永遠に延長すると暴言をふるった。警官は、他の法輪功学習者に対しても刑を延長し、毎月刑を延長される中で最も多かったのは、一度に60日も延長された。

 寧河に住む法輪功学習者・劉素芝さん(50歳過ぎ)は、2006年1月に不法に監禁されてから、3ヶ月間に渡る隔離処置を経て、いかなる拷問に遭っても屈しなかったため、劉さんは強制労働をさせられるようになった。劉さんは心臓病や高血圧などの病気が何度も再発し、精神的圧力が非常に大きかった。それにもかかわらず、警官は、彼女には病気はなく、装っているに過ぎないのだ、と煽っている。

 薊県に住む法輪功学習者・李瑞琴さん(45歳前後)は、2005年4月に、従来の刑期を4年間延長された後、釈放された。また、2006年4月に、再び板橋労働教養所に拘留され、現在もなお、小さな牢屋の一室で監禁され、誰とも接触できないよう隔離処置を受けている。同じく隔離処置を受けているのは、宋雲玲さん(40歳過ぎ)呂文冬さん(教師、30歳過ぎ)であり、トイレにも自由に行けない。

 監禁されている法輪功学習者が受けている迫害の中には、

 1、買い物は厳禁され、日用品および少量の食品(砂糖など)しか買えない。

 2、学習者一人につき監視が一人付いており、会話が禁止され、毎日夜11時まで動けないようにして座らされる。

 3、親戚からの電話に出ることは許されず、接見時間は30分以内である。

 4、他の法輪功学習者と一緒に食事をすることは禁止され、いつも冷えたものを食べさせる。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/6/27/131527.html