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高慧芳さんが四川省の警察に迫害され死亡、余自明さんは口封じに遭う危険がある


 文/四川省の法輪功学習者

 【明慧ネット2006年7月10日】四川省内江市隆昌県の法輪功学習者・高慧芳さんが2006年6月29日午前に警官に連行され、その日の昼に死亡した。いま唯一事情を知っている法輪功学習者・余自明さんも口封じに遭う可能性があり、当地の警官によると、彼を生きて返すことがないという。

 高慧芳さんが隆昌警察局で原因不明で死亡してから、隆昌公安局が消息を封鎖すると同時に、彼女の母、兄弟を秘密裏に隆昌に連行した。隆昌公安局、省の610スタッフ、高慧芳さんの会社の上司らは家族に対して異常な熱心を示し、高さんは「ビルから飛び降り自殺」したと教え、彼らを火葬場の隣のホテルに3日間軟禁し、外との接触を阻み、さらにホテルの客を全員追い出し、多くの警官を配置して彼らを監視したが、すべて私服警官だった。

 高さんの家族が死因に疑問を示したが、当日の当直警官はなかなか顔を見せず、会ったときに、その警官は恐れて汗を流し続けていた(なぜそんなに恐れるのか?なにを恐れているのか?誰を恐れているのか?)。高さんの兄が高さんを撮った写真も警官に攻められて消した。家族は死体解剖を求めたが、結果はすべて正常で、背骨が折れただけだという。もし本当に転落死であれば、明らかな外傷や内部出血があるはずだ。

 高さんが火葬される日に、隆昌警察局は20数台のパトカーを出動し、火葬場も丸一日厳重警戒を強いられた。火葬場の職員によると、このような場面は見たことがないという。隆昌警察局のやり方からみると、高さんは自殺ではなく、迫害により死亡して、悪人が偽の自殺現場を作った可能性が非常に高い。

 法輪功学習者・高慧芳さんは、中共による法輪功への迫害が始まってから7年間、3回も中共により精神病院に連行され、神経を破壊する薬を注射され、頭、顔が大きく変形した。その後、高さんは資中楠木寺労働教養所に移送され、引き続き迫害された。釈放されてから数ヶ月、家に戻れなくなり流浪しなければならなかった。2006年2月、高さんは成都に行き、同じ精神病院に監禁されて迫害され、洗脳班で精神異常になった法輪功学習者・劉瑛さんの面倒を見ているとき、2月21日に成都の警官に連行され、隆昌看守所に送られて迫害された。高さんは断食で抗議し、1ヶ月近く迫害された。

 高慧芳さんと余自明さんは6月29日午前、隆昌県李市鎮駅近くで人々に真相を説明していたとき、悪人に密告され、隆昌公安局に連行され、高さんは当日の昼に突然死亡、余さんは現在も行方不明のままである。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/7/10/132622.html