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八一農墾大学講師魏暁東さんが生前受けた迫害

 【明慧ネット2006年7月11日】大慶市の法輪功学習者・魏暁東(34歳男性)さんは、2005年3月21日に迫害によって死亡した。

 
魏暁東さん

魏暁東さんは原黒龍江省八一農墾大学工程学院講師(元八一農墾大学は黒龍江省密山市斐徳鎮にあったが、2004年大慶市に移転した)。魏さんは法輪大法を修練したため、2000年7月20日、密山市公安局政保科科長・孟慶啓らの悪警察によって密山市第二看守所に不法に連行され、残虐な迫害を受け、重労働を強いられた。

 当時密山市では西鉄道口から北大営までのコンクリート道路の工事をやっていた。看守所は拘束された人を搾取し、お金を取ろうとして魏さんたちを工事現場へ連行し、休みもなく、朝早くから夜遅くまで強制的にコンクリートを作る仕事をさせた。2000年11月魏さんともう一人の法輪功学習者・戴軍さんは密山公安局によって不法に労働教養され、その後鶏西労教所(労動教養所)に連行され迫害を受け、2001年7月19日満期釈放された。

 魏さんは「邪悪」(中国共産党)の法輪功学習者に対する迫害の真相を暴き出したことで、迫害を受け、放浪生活を余儀なくされた。2002年4月26日魏さんは同修を訪ねて行った時、待ち伏せていた鶏冠区政保科悪警察に拘束された。魏さんは吊るされて打たれ、両手は手錠できつく絞められ、血まみれになった。野蛮な虐待を受け、魏さんは鶏西第一看守所に連行され、拘束された。長い間迫害を受け、魏さんの健康状態は悪くなる一方で、骨と皮ばかりになり、髪はほとんどなくなった。

 魏さんは2002年10月に迫害で結核になった。看守所は病気の治療をしないばかりか、魏さんの家族が毎月送った生活費を衛生管理費の名目で少なくとも2700元を騙し取った。2003年12月鶏西看守所は極度に衰弱した魏さんを牡丹江尖山子監獄に移転し、迫害を続けた。牡丹江尖山子監獄の法輪功学習者に対する迫害の手段は残虐で、罪悪が山ほどある所だ。潘興福さん、李儒清さん、于軍修さん、于吉興さんたちもここで迫害されなくなった。(詳しいことは明慧ネットの報道を読んでいただきたい)

 牡丹江尖山子監獄は2004年末、学習者に対しいわゆる「強制転向」を一カ月余り実施し、迫害を行った。副監獄長・栾景和は各監区の大隊長、教導員ら悪警察及びその他の受刑者を率いて学習者に対し、毎日残虐な暴行、過重労働、睡眠を取らせないなどの残虐な手段で迫害した。数回にわたって寝させない、残虐な暴行などの迫害は魏さんの病状を悪化させた。結核の病状が感染段階に入ると監獄の警察はほかの受刑者への感染を恐れて、魏さんを監獄病院に閉じ込めて迫害を続けた。

 2005年3月20日、魏さんは気息奄奄になった。にもかかわらず、悪警察は彼に法輪大法の放棄を迫ったのである。また「修煉しないと言ったら家に返すぞ」と騙そうとした。魏さんは毅然として人生の最後の言葉を残した「修練する!」。そして3月21日魏さんは迫害され、この世を去った。

 魏さんがなくなった後、家族の強い反対にもかかわらず、牡丹江検察院は死因を調べるという名目で、彼の遺体を解剖した。

 魏さんの奥さん、戎知さんも法輪功の信仰でハルピン市の万家労教所に拘束され、邪悪の迫害を受けている。八一農墾大学の不法人員は戎知さん(魏暁東さんの奥さん)と王雁さんなど当該大学の学習者を除名した。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/7/11/132710.html